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中学生の娘の恋愛にどこまで口を出していいでしょうか。【竜の口法子 校長の熱烈エール もう大丈夫!】

〔お悩み〕
娘とは昔から何でもよく話していて、小学生のころから「〇〇君が好きなの」という恋バナもしていました。ただ、中学生になって周りの友達も彼氏ができるようになり、「私も〇〇君に告白しようかな」と言うように。若いころから付き合ったりするのは危ないと、大川隆法総裁の経典『色情地獄論』などでも教えていただいているので、娘にはどのように話をしたらいいでしょうか。(広島県/38歳)

若い男女の恋愛は転落が多い

恋愛は、人生の前半における一つの総力戦と言われ、恋愛のプロセスと結論のなかに、自分の人格、人間としてのすべてが出てきます。質問にもあるように、『色情地獄論』には「若い男女の恋愛には転落が多い」という言葉もあり、心配されていることと思います。
学校、特に公教育からは宗教が排除され、霊的人生観や霊的世界観といった、実学の奥にある、最も大事な宗教的真理を教えてもらうことができません。もし、肉体がすべてだと思い込んでいたら、死後、色情地獄や畜生道に堕ちる危険性もあります。

悲劇に憧れる恋愛には注意

恋愛を簡単に分類するならば、「天国的な恋愛」と「地獄的な恋愛」に分かれます。若い人は、自分の恋愛が天国的か地獄的かなど考えたことがなく、頭で考える前に衝動的に好きになることが多いでしょう。恋は盲目と言いますので、「あと何年かすれば結論が出る。やがて分かるだろう。今は言っても仕方がない」ということにもなりますが、一点、娘さんの恋愛に対し、気を付けてほしいことがあります。
世間では、自分も相手も破滅させるような小説やドラマが流行ったりしますが、そういったものを読んだり見たりしているうちに、自分も同じような傾向性を持つようになり、周りが反対すればするほど燃え上がる恋愛をすることもあります。そういった悲劇に憧れる恋愛には注意が必要です。

若いときには自制心が必要

転ばぬ先の杖として、実際にあった話を娘さんに話して聞かせることもよいでしょう。有名進学校に通うエリート高校生同士の恋愛です。男女は同じ塾で勉強するうちに惹かれ合うようになり、ある日女性が妊娠してしまいます。結果、2人ともそれぞれの高校を退学になったということです。
一生懸命勉強して高校に進学し、学業優秀な男性、女性として健全に恋愛を育み、大学を出て社会人になったときであれば、幸せな家庭を築き、明るい未来が待っていた可能性もあるのに、あまりにも早く肉体的な誘惑に屈したため、2人の将来は大きく変わってしまいました。若いときには、特に自制心が必要です。

共に高め合える恋愛を

天国的な恋愛の条件は、「お互いの未来を考え、共に高め合える関係」です。娘さんの場合、「お互いに学力が向上し、生活態度がよくなること」が、共に高め合える関係と言えるでしょう。人生で人を好きになることはありますが、時間がたつと忘れていくこともあります。そのなかで記憶に残る人は、何らかの精神的なつながりがあった方でしょう。精神的なものがキラッと光る恋愛を目指したいものです。もう大丈夫‼

(「Are You Happy?」2023年5月号)

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竜の口法子 

幸福の科学学園 那須本校 校長

1969年静岡県生まれ。文教大学文学部卒業。幸福の科学学園・那須本校の校長。中高時代は陸上部に所属。最近はエアロバイクにハマっています。

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