日本の認知症患者数は増え続けており、来年の2025年には、65歳以上の5人に1人が認知症になると見込まれています。
もはや認知症は、誰にとっても身近な病気になりました。
そして、認知症になる前に必ず通過すると言われるのが、認知症になりかけの状態である「軽度認知障害(MCI)」、いわゆる「認知症グレーゾーン」の時期。
実は、この時期にどう対応するかが、正常な脳の状態に戻れるか、認知症に進行するかを決めることになります。
グレーゾーンから引き返すためには、一体どうすればいいのか。そして、「最近ちょっとおかしいかも」と気づいたら、家族や周りの人はどうサポートすればいいのか。
認知症専門医のお話や、幸福の科学の仏法真理、実際にグレーゾーンから回復することができた読者の体験談などから、体と心で取り組む認知症予防法をお伝えします。
どの段階なら引き返せる?認知症の基礎知識
グレーゾーンから引き返すために、まずは認知症や軽度認知障害の正しい知識について知りましょう。
認知症専門医の遠藤英俊先生に伺いました。
認知症ってどんな病気?
後天的な障害によって脳の機能が落ちる病気です。
認知症とは、脳の病気や障害などによって脳の神経細胞が減ることで記憶力や判断力などが低下し、日常生活に支障をきたしている状態のことです。この状態がおよそ6カ月以上続くと、認知症と診断されます。一般的に、認知症は…(つづく)
本誌では続きが読めます。
▸INTERVIEW 全身で取り組む!認知症グレーゾーンからUターンするための方法
▸INTERVIEW 思いの力で引き返す!認知症予防のための心の持ち方
▸介護のプロに聞きました!認知症の進行を遅らせるサポートのヒント13
▸人様の役に立って、使命のために精進したいです。
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