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介護保険に足りないのはお金?介護の原点には「愛の心」がある〔幸福実現党党首 釈量子のキッチン政経塾〕

年々増加する介護保険料

私たちの同世代が集まると、親の介護の話題がよく出るようになりました。

そのようななか、介護保険料負担は増え続けています。2000年の制度開始時には、40歳以上65歳未満の方の保険料負担は全国平均で月額3000円未満でしたが、3年ごとに改定され6000円を超え、20年で2倍以上。民間保険ならあり得ない増額です。

それでも保険料だけでは運用できず、介護保険の財源の半分は税金で賄われています。今後、さらに高齢化が進めば医療費とともに介護費の負担も巨額なものになるでしょう。

高齢者を取り巻く環境も厳しさを増すなか、「介護は菩薩行である」という原点に立ち戻ろうと立ち上がったのが「幸福介護ネットワーク」の皆様です。

お世話人代表の長谷川佳和(よしかず)さんは、介護保険成立前から、30年以上、介護の仕事に携わってきた大ベテランです。「最近では『何でもやってもらえるのが当たり前』という感覚の人が増えています。しかし国が介護を丸抱えするような国は他にはありません。『介護』は『介護保険ありき』ではないんだということを思い出す必要があります」と語ります。

相手を理解すると愛せる

信仰心や霊的人生観に基づいて「介護」を見直そうという「幸福介護ネットワーク」の皆さんのお話は、考えさせられることばかりです。

「90代の高齢者のお宅に伺うと、お腹いっぱいになるほど大量の薬が出されているんです。少しでも症状があったらすぐ薬を出す風潮は問題です」(70代女性・ケアマネージャー)

財源不足が叫ばれるなか、医療や介護分野の「減量」を……

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