豊かに生きるための実践法を大川隆法総裁の書籍をもとにご紹介。よき習慣を身につけて“お金に困らない”人生をスタートさせましょう。
1 心から富を肯定する
口では「お金持ちになりたい」と言っていても、心の奥底で成功を否定していると、あとで「言い訳」ができるような、何らかのつまずきが起きてしまい、結局、お金持ちになれないのです。
「お金持ちになりたい」と思っていても、本心で豊かさを否定しているとなかなか裕福にはなれません。お金は欲望に振り回されずに正しく使えば、自分だけでなく周りにも幸福をもたらすことができます。さらには時間を買ったり、健康を維持するためにも役立ちます。潜在意識に「よいことのために使うお金は“善”である」としっかり刻めているかを振り返り、「思いは現実になる」と強く信じましょう。
2 毎日、笑顔で過ごす
明るい顔で、行動したり、生活したり、お店を営業したりするだけでも、その笑顔と積極性が、繁栄への道になるのです。
――『救世の法』
笑顔は幸福を引き寄せます。明るく、ニコニコしている人には“魅力的なオーラ” があり、寄ってきた人を幸福にするからです。お金などで悩んでいるときこそ、まず努力してニコッと笑顔をつくり、周りの人に愛を届けてみませんか? 笑顔のパワーで、不思議とネガティブ思考からポジティブ思考へ切り替わり、明るい未来が開かれていくでしょう。
3 健康への投資は惜しまない
「健康のために費やす富、金銭は善である」という発想を持たなければ駄目なのです。
健康生活への投資を惜しんでいると、体調を崩しがちになり、かえって出費がかさんでしまう場合があります。身体のトラブルは精神面にも影響して、愚痴や不平不満から人間関係の不調和を引き起こし、人生にも悪影響を及ぼします。「栄養」「運動」「休養」の3つのバランスを整えた健康生活によって、心も身体も元気に繁栄していく人生を送りましょう。
4 積極的な言葉を使う
成功者は、常に明るい言葉を口に出しています。なぜなら、言葉というものは一つの牽引車でもあるからです。
言葉には人生を牽引車のように引っ張っていく“力” があります。積極的な力強い言葉を使う人のところには、協力者やよきアイデア、そしてお金も集まってきます。反対に悲観的な言葉は、気持ちをマイナスの方向へ向け、不幸を呼び寄せてしまうので注意が必要です。
5 時間を活用する
「時間をどう使うかによって、豊かになる人も、そうならない人も出てくる」ということは歴然たる事実です。
――『繁栄思考』
「時は金なり」とも言われるように、すべての人に平等に与えられている1日24時間の使い方がお金になって表れ、人生を変えるのです。時間があるからこそ、仕事で収入を得ることができますし、読書や資格取得のための勉強や、自分や家族が気持ちよく過ごせるような居心地のいい家作りもできるのです。
6 祝福の心を育む
お金持ちと友達になりたければ、祝福の心を持つことです。彼らを祝福し、「彼らのようになりたい」という気持ちを持ったときには、その裕福な人たちは心を開いてくれます。
裕福な人や成功している人に対して嫉妬心が湧いてくることもあるかもしれません。でもよく考えてみると、その嫉妬する相手はあなたの理想像ではありませんか? 嫉妬は愛の対極にあるものであり、理想像を打ち壊そうとする心の作用です。「この人のようになりたい」という気持ちを素直に認めたら、“祝福” の思いを向けるよう努力しましょう。祝福の心は「肯定の心」であり、その心を持って初めて、理想像に近づいていけるようになるのです。
7 三福(さんぷく)の精神を持つ
「三福(さんぷく)の思想」がそろうことが、事業で成功して人々から尊敬されても敵を少なくし、自分がお金儲けの道のなかで徳を磨く道でもあるのです。
まとまった富が手に入ったら実践したいのが、「惜福(せきふく)」「分福(ぶんぷく)」「植福(しょくふく)」の3つの心がけです。富を自分だけのものとしてパッと使ってしまわずに、感謝の気持ちで謙虚に受け止めて大事にし(惜福)、他の人にもお裾分けし(分福)、さらには後の世のために投資する(植福)――。富は、自分のためだけでなく、世のため人のために使えば、多くの人を幸福にし、より大きな力となっていくでしょう。
●本ページで紹介している書籍はいずれも大川隆法 著、幸福の科学出版刊
(「Are You Happy?」2017年8月号)