格はいく、始めてみませんか?

自然や暮らしのワンシーンに思いを馳せて俳句を作ることは、忙しい現代人にとって一見無益なことに見えるかもしれません。しかし、大川隆法・幸福の科学総裁は、俳句は心が発見でき、「仏教的修行」にもつながると述べています。そこで今回は、大川総裁の「格はいく」の魅力に迫り、世界が美しく見えてくる俳句の可能性を探りました。

格はいくって?

「五・七・五」の定型にとらわれず、「思いを言い切る」ことに重点を置いた俳句。大川総裁は自身の句集の講義で、俳句とは「永遠なるものの影」が横切ったときに、その一瞬を捉えて遺すものだと語っています。

俳句の常識が変わる!
思いを言い切る格はいくは痛快でした

生活に近い自然や、日常の一コマを丁寧に切り取った作品を数多く作っている俳句作家・対中いずみさんに俳句の魅力と格はいくについてお聞きしました。

俳句ブームが到来
これまで俳句は地味な世界でしたが、最近、俳句ブームが到来しているようです。一つには20 年ほど前から始まった「俳句甲子園」の影響でしょう。野球の甲子園大会のように、高校の俳句部が地方大会を経て、愛媛県・松山での全国大会に臨みます。高校生たちの俳句大会は、毎年手に汗握る熱いバトルが繰り広げられます。ここから出てきた若い俳句作家たちが今、俳壇(はいだん)を席巻し、清新かつチャレンジングな句を意欲的に作っています。もう一つはテレビ番組「プレバト!!」の影響でしょうか。一つの題を皆で詠み合う実作や、それに対する講師の辛口コメントも面白く、人気を博していますね。

それでも、俳句といえば、古くさいと感じる方や敷居が高いと思っている方も多いのではないでしょうか。でも、実際に作ってみると、そうでもありません。句会初参加の方の新鮮な句が、賛同を集めることもよくあるんですよ。私もたまたま歳時記で季語を調べているうちに、ふっと俳句らしきものができて驚いたのが、俳句を始めたきっかけでした。まずは、一度チャレンジして楽しさを感じていただけたらと思います。

大川総裁の格はいくの衝撃
私は俳句を始めて20年ほどになりますが、大川隆法総裁の格はいくに触れたときは衝撃でした。こんなに自由に強く思いを言い切っていいのか、こんなに大胆に定型を破っていいのか、と。けれど、とても面白く、痛快でした。

というのも、現俳壇の主流は有季定型です。有季とは季語があり、俳句は季語を詠む詩であるという考え方。定型とは、五七五の十七音に整えることです。自分の生(なま)な思いを直接詠むことはあまりせず、思いは季語に託すという作り方をします。

一方、格はいくは、大川総裁の『短詩型・格はいく集①『魔境の中の光』』のお言葉通り、「定型にこだわらず」「ノンフィクションで」「日記がわりに」「思いのたけを述べる」というもの。

私も今回、始めて作ってみたところ、その日の自分の心をストレートに言い切ったとき、胸がすくようでした。

続きは本誌でお読みいただけます
▶ 気軽に始めてみよう!俳句の作り方Q&A
▶ 私たちの格はいくチャレンジ!
▶大川総裁の格はいくを味わってみよう
▶俳句で心を発見し、感性を豊かにしましょう。

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