「妖精」ってどんな存在?

妖精

妖精とは

人間の肉体に魂が宿るように、草花や木などの植物や自然、物にも同じく魂が宿っています。それが妖精といわれる存在です。そして人間が死後、天上界に還って生まれ変わりをくり返すように、妖精たちも転生輪廻をしているといいます。あの世で彼らが住み処としているのは、四次元世界の幽界のなかにある「精霊界」。色とりどりの草花が咲き乱れ、鳥や虫たちが鳴いている、とても美しい世界です。そこには妖精やおとぎ話に出てくるような不思議な生き物たちが住んでいるといいます。

さらに、女神が住むディズニーランドのようなおとぎの国にも、妖精が住んでいるのだとか。

そんなメルヘンな世界から地上世界にやってきて、植物や物などに宿る妖精たち。彼らはなかなか姿を見せてくれませんが、小さな種をぐんぐんと成長させ花を咲かせたり、果実を実らせたりと、日々、私たちの生活に寄り添い、地上の世界を美しく彩ってくれています。

 

読者のスピリチュアルエピソード

◆鏡越しに妖精が通り過ぎていった

ある朝、何も考えずに、ぼーっと鏡を見ながら歯を磨いていたら、鏡越しに妖精を見ました。一瞬だったので、姿は全部見られませんでしたが、すごく小さくて、キラキラしていて、羽根も生えていました!(Sさん・14歳・学生)

◆お風呂場にトトロ出現!

お風呂場に入っていたときに、気配がして振り向いてみると、バスタブの奥の端に白いトトロのような小さな生き物がいました。じっと見ていると、まばたきをパチパチ、パチパチとして、ちょっとビックリしているような様子。白くて毛もあり、かわいかったので、家族にも見せてあげようと、大声で呼ぼうとした瞬間、消えてしまいました。(Hさん・37歳・主婦)

◆信じる心を持つ人には妖精が見える!?

ときどき妖精を見ることがあります。木や花など、種類によって着ている衣装や姿が違いますが、主にディズニーのお話に出てくるティンカーベルのような姿をしています。

タンポポの妖精の衣装は、フリフリの黄色い衣装。チューリップは赤やピンクなど、お花の色によって色の違うフレアスカートを履いていました。6歳くらいの子どもの姿で、大きさは5~10㎝くらい。植物の形によって性別が変わり、ちょっとワイルドな感じの植物は男の子のことが多いです。お花を咲かせるのも、妖精の仕事のようです。

いまの大人は、目に見えないものを信じないから、妖精さんが姿を見せたくないけれど、子どもだと純粋で信じてくれるから、姿を見せてくれるんだと思います。(11歳・学生)

 

このキャラクターも実は妖精だった!

ムーミン
「ムーミン谷に住む妖精」としてフィンランドで誕生したキャラクター。

ティンカーベル
ディズニーキャラクターでおなじみの「ものづくりの妖精」。

ふなっしー
千葉県船橋市在住の「梨の妖精」という設定のご当地ゆるキャラ。

ジャムおじさん
アンパンマンでおなじみのパン作りの名人は、実は妖精なんだそう。

バタコさん
ジャムおじさんと同様、バタコさんはお菓子作りや料理が上手な妖精。

コダマ(木霊)
映画「もののけ姫」に登場する、「コダマ」は木の精霊。

 
(「Are You Happy?」2014年8月号)

印刷する