科学の先にはいつも神様がいた

ガリレオ

宗教と対立するもののように語られる科学ですが、実は多くの科学者たちは神様を信じていました。その理由とは何だったのでしょうか。

 

科学とは「神様の創った世界の解明」

現在の科学の基礎は16~17世紀のヨーロッパで生まれました。当時は知識層が必ず神学を学ぶ時代。科学者も神様を信じており、「愛する神様が創った世界を解明したい」という思いが、科学の原点でした。

教会公認の世界観だった「天動説」を覆す「地動説」を提唱したニコラス・コペルニクスは、「神が創った宇宙はもっと美しい」という考えから、矛盾が噴出していた天動説を否定するに至りました。その地動説を観測で裏付けたガリレオ・ガリレイは、「宇宙は第二の聖書」という言葉を遺しています。その後、アイザック・ニュートンはそれまで神の領域だった星の動きを方程式で表し、科学の領域に移しましたが、「美しい天体は知性を備えた強力な実力者の意図と、統一的な制御があって初めて存在する」と語っています。

 
続きは本誌でお読みいただけます

科学が発達しても「神様はいる」
月面で感じる「神の臨在」

 

11月号掲載-物理学者 三田一郎さんインタビュー「宇宙の始まりには『神業』がありました。」

宇宙の起源を研究する理論物理学者でありながら、カトリックの聖職者になった三田一郎さんに、神様を信じる理由を聞きました。

 

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