絵本というと、子供に読んであげるものというイメージがありますが、実はママが共感し、思わず引き込まれてしまう絵本があります。
子供がお昼寝している間にママが一人で読むのもよし、子供といっしょに読むのもよし。育児を頑張っているママに読んでほしい、感動の絵本を紹介します。
初めての育児に奮闘するママへ
はじめての育児に奮闘するママは、幸せにあふれる一方で、
赤ちゃんが泣くとオロオロしてしまったり、
おっぱいも寝かしつけもうまくいかなくてヘトヘトになります。
赤ちゃんをかわいく思えないことも、
ママであることから逃げたくなることもあります。
「ママの目線」で描かれたこの絵本は、
そんな「大変」「辛い」という気持ちを包み込んで、
赤ちゃんを育てることの喜びに満たしてくれます。
シンプルなイラストも、文章にマッチしてほっこり。
今まさに乳幼児を育てているママはもちろん、
もう子供が大きくなったママも、
思わず感情移入して涙したり、
子供がいる当たり前の毎日に感謝が湧き上がる絵本です。
もうガミガミ叱りたくない!ママへ
この本のタイトルは、いつも怒られてばかりの主人公の男の子が、
七夕の短冊に書いた「おこだで(怒られ)ませんように」という言葉。
子供を育てていると、叱らない日はないんじゃないかと思うくらい、
毎日、子供を叱ったり、注意したりします。
「今日は怒りすぎてしまったな」
と、寝る前に「一人反省会」をしたことがあるママも多いかもしれません。
もう怒らないようにしたいと思うものの、
「お片付けしていない」「いつまでもご飯が食べ終わらない」……。
やはり注意しないといけない場面が出てきます。
でも、そんな毎日を子供の側から見てみると……。
「子供の目線」で描かれたこの絵本では、
「そんなことを思ってたのか……」
と、主人公の男の子とわが子を重ね合わせて、胸がギュッと締め付けられます。
「もっとほめてあげよう」
「この子なりにがんばっていたんだな」
自然とそう思えて、優しい気持ちになれる絵本です。
親子の絆、親子の縁について知りたいママへ
「ぼくのおとうさんとおかあさんになってくれますか。」
この絵本は、赤ちゃんが生まれる前の天国でのやりとりから始まります。
親子は、偶然に親子になるのではなく、約束して生まれてくる。
このことを知ると、一層子供が愛おしくなります。
そして、親としての自覚が深まります。
子供が大人になるまでの間には、
楽しいことだけではなく、葛藤も生まれてきますが、
その時にこの「親子の縁」を知っていることは、
問題を受け止め、乗り越える力になります。
また、障害を持って生まれた方やそのご家族にも、
人生の意味を教えてくれる貴重な絵本です。
生まれてきた意味がわかるお話なので、
誕生日などの記念日に読んであげるのもオススメです!