守護霊からのアドバイスを受けやすい自分になるためには

守護霊からのアドバイス

幸福な人生を歩むためには、守護霊からのアドバイスが不可欠です。
幸福の科学・箱根精舎の竹内隆文講師(インタビュー当時)に、守護霊からのアドバイスを受けやすい自分になるためのポイントや心掛けを伺いました。


 

守護霊は「熱いまなざし」で私たちを見守っている

守護霊は私たちが幸福になり、多くの人をも幸福にできる人生が歩めるように、日々アドバイスを送ってくれています。でも、「守護霊がいるんだったら、なぜ私が失敗したときや不幸なときに助けてくれなかったの?」と疑問に思う人もいるかもしれませんね。
しかし、人生の逆境にあるときも、守護霊は決して私たちを見捨ててはいません。私たちは〝人生の問題集〟を解くために生まれているので、なんでもかんでも答えを教えるわけにはいかないのです。守護霊は、本人がなぜそのような試練が与えられているのか気付くまで、忍耐強く待っています。
それはまるで、両親がわが子の成長を見守っているような「熱いまなざし」。私たちが喜んでいるときは一緒に喜び、悲しみの中にあるときは一緒に涙を流しているのです。

 

大切なのは〝感謝の心〟と〝謙虚な心〟

インスピレーションが降りたり、他人を介して言わせたりと、守護霊は私たちにさまざまな形でアドバイスを送ってくれていますが、耳の痛いことは、無意識のうちに自分ではじいてしまいがちです。
守護霊からのアドバイスを聞くときの大事なポイントは、「すべてのことは、私を成長させてくれるために起きているんだ」という視点を持ち、〝感謝の心〟と〝謙虚な心〟を持つこと。 日ごろからそのような心境を持ち、すべてから学ぼうとする姿勢を心掛けていると、ふとした言葉の中や出来事の中にある、守護霊のアドバイスをはじかずに受け入れることができるはずです。常に自分を導いてくれる守護霊を味方につけて、幸福な人生を歩んでいきましょう。

では、具体的なポイントを学んでいきましょう。

 

1.心の針を天上界に合わせる

まずは、心が天上界に向いていることがとても重要です。
天国的な心のキーワードは「愛」や「感謝」、「希望」など、心があたたかくなるようなポジティブなもの。
逆に心が「愚痴」や「嫉妬」、「不平」、「不満」など、ネガティブな感情に支配されているときには、悪霊や悪魔からのインスピレーションが降りてきてしまいます。
よいインスピレーションを受け取るためにも、ポジティブな思いで心を満たすようにしましょう。

 

2.守護霊の存在を確信する

守護霊の存在を信じている人には、アドバイスが降ろしやすくなります。
守護霊は地上に生きる私たちが幸福な人生を歩めるように見守ってくれている、かけがえのない存在。
進路や就職活動、結婚などの人生の節目に、何かに導かれたような感覚を覚えたことはありませんか?
守護霊は私たちがピンチのときにはアドバイスをくれます。
しかし、それを受け取れるかはあなた次第。
守護霊の存在を信じることで、守護霊も張り切って私たちを導くことができるのです。

 

3.自分を見守っている守護霊の気持ちを考えてみる

天上界から私たちを見つめている守護霊の視点で問題を見直してみると、視野が広がり、見えなかったものが見えてくるはずです。
堂々巡りしてしまうような問題を抱えているときや、どうすればいいかわからないときは、「守護霊だったら、私をどのように導きたいかな?」と考えてみましょう。

 

4.ひとりで心静かに考える「聖なる時間」を確保する

守護霊からのインスピレーションが降りやすいのは、心も体もリラックスしているとき。
ゆっくりとお風呂に浸かったり、心地よい音楽を聴きながら静かなカフェで読書をしたりするなど、心静かに人生や将来について考える「聖なる時間」を取るようにしましょう。
散らかった場所だと守護霊はインスピレーションを降ろしにくいので、環境を選ぶことも大切です。

 

5.自助努力の姿勢を忘れない

「どのような人生を歩みたいのか」という目的地を決めてハンドルを握るのは、あくまでも自分自身。
守護霊の役割は、その旅がうまくいくようにアドバイスすることです。
守護霊は本人が目的を達成するための努力の姿勢に応じてアドバイスを与えるので、自助努力の姿勢を忘れないようにしましょう。

 

6.人の発言や周りの出来事から守護霊のアドバイスを読み取る

何げない友達との会話や上司との会話の中などに、自分の悩みの解決になるようなヒントが出たことはありませんか?
守護霊が本人に直接インスピレーションを降ろせない場合や、本人がアドバイスに気付かない場合は、他人の言葉や出来事を介して本人に伝えることもあります。

 

7.ノートやメモをとる習慣をつける

いいアイデアが浮かんでも、電話に出たり、ほかの作業をしたりしていると、次の瞬間にはどんな内容だったか忘れてしまうことがありますよね。
それは、そのアイデアが自分の中にあるものではなく、守護霊から与えられたインスピレーションだったという証拠です。
アイデアや気付きは、忘れないうちにすぐにメモを取る習慣をつけましょう。

(2015年2月号)

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竹内隆文 

幸福の科学 箱根精舎講師(取材当時)

1991年より幸福の科学に奉職。国内支部長、海外支部長(ロサンゼルス、サンパウロ)、精舎職員を経て、2014年より現職。