心も体も健康に保つ道しるべとして、大川隆法著作シリーズから、病気と心の関係をピックアップしてみました。
がん
がんになりやすいタイプには2種類あります。ひとつは、憎しみや怒りなどの攻撃的な感情を持ち続けるタイプ。その攻撃的な感情は自分の幽体を傷つけ、がんを作ってしまいます。
もうひとつは、罪悪感が強く自分を責めるタイプ。こちらは親切で責任感が強く、まじめな人ですが、内側にストレスをたくさんためてしまうこともあるのです。
皮膚の病気、喘息
皮膚は、体の内と外を遮る部分です。したがって皮膚の異常は「内と外の断絶」を暗示しています。自分と他人、あるいは家族の内と外など、対人関係のアレルギーが原因であることが多いのです。また、家族の問題が子どもの皮膚炎として現れることもあります。
対人関係のアレルギー以外では、過去世までさかのぼってみると、そのときの死に方と関係がある場合も多いです。たとえば火事で亡くなった人の場合は、火に焼かれたときの皮膚感覚や、煙に巻かれて窒息死した感覚が強く残っていて、病気として出てくることがあります。
心臓の病気
心臓の病気には、ストレスや怒りなどがかなり影響します。もちろん、生活習慣が原因で心臓病になる場合もあります。ストレスで「たくさん食べたい」という気持ちにもなりますが、努力して自分を改善していくことが大切です。
拒食、過食
普通の健康法で定められているレベルでのダイエット自体は、天国的なものなので、特に問題はありません。ただ、無理をして、極度に食べ物や飲み物を断ったりすると、餓鬼霊という地獄の亡者や動物霊に取り憑かれることがあります。極端に痩せたり太ったりを繰り返すような場合には、霊的な影響があると見てよいでしょう。
内臓の病気
内臓の病気はストレスによるものがほとんどです。肉体には、それとまったく同じ形の幽体が入っていますが、内臓にもそれぞれ同じ形の幽体が入っています。大きなストレスがあると、その性質に応じて内臓の幽体が傷つき、肉体に影響します。
リウマチ
リウマチの原因は、100パーセントと言ってよいぐらい憑依霊です。動物霊や人間の霊が下半身や肩や首に憑いたまま離れないような状態になると、常時、その場所が冷え、動かなくなります。憑依霊を離れさせるために必要なのは、本人の正しい思いと行い、そして周りの家族が心を正しくし、温かい家庭をつくって光を強くしていくことです。
女性特有の器官の病気
乳房や子宮など、女性特有の器官に発生する病気は、たいていの場合、夫婦の葛藤が原因です。女性の場合、家族関係の悩みが原因で病気になることが非常に多いのです。子宮の病気の場合は、夫以外に子どもに関する悩みが原因のこともあります。
認知症
人間の肉体は、“機械”としていろいろなところが弱ってくるので、頭脳の機能などがうまく働かなくなることはあります。しかし、そのようになったときでも、“霊的には完璧”です。本人も家族も、最後は苦しい思いをするかもしれませんが、亡くなる前のその苦しみが、おそらくは、死んで天国へ行った場合には、解放感や幸福感につながるでしょう。
難病・奇病
白血病や魚鱗症、筋萎縮症など、一般的に難病、奇病といわれるものの原因には、3つの可能性があります。ひとつは過去世でその病気の原因を作った場合。ふたつ目は悪霊の作用。そして3つ目は何らかの使命がある場合。たいていは1番目か2番目ですが、それでも過去世や悪霊のせいではなく、現在の自分自身の心が呼び込んでいることが多いのです。
(Illustration by Meguwo)
(「Are You Happy?」2010年9月号)