お父さんともっと仲良くなれる5つのLesson

大川隆法総裁の書籍から、「父親との関係」を見直すきっかけになる言葉をピックアップ。読者の気づきとともにご紹介します。

Lesson1 与えられた愛に気づく

世の中に恩知らずの数は尽きないのです。その恩知らずのなかには、ほかならぬ自分自身も入っていることを忘れてはいけません。「私は自分の力で道を切り開いてきた」と思っても、その途中においては、さまざまな人の恩恵に浴していることも事実でしょう。自分の受けた恩を、両親、先生、友人、会社の上司や同僚などの温かい愛を、忘れているのです。――『アイム・ファイン』

Reader’s Notice
父とは大げんかしたことがあり、嫌われていると思っていましたが、思い返すと、私のやりたいことに唯一賛成してくれたのも、私の名前を考えてくれたのも父でした。嫌われてなどいなく、本当は愛されていたのだと気づきました。(Kさん 33歳)

Lesson2 過去世の縁に思いをはせる

「今、自分の周りにいる人で、自分と葛藤をつくり、悩みをつくっているような人たちは、実は、過去世を振り返ってみると、幾転生の過程で出会っていて、いろいろな人間関係の組み合わせで生きてきたことのある人たちである場合が多い」ということです。例えば、「今は夫婦であっても、過去世では親子だった」ということもあれば、「今は父と娘として親子になっているが、実は過去世では夫婦だった」という場合もあります。――『勇気の法』

Reader’s Notice
父には怒鳴られてばかりだったので「許せない」という思いが強かったのですが、「過去世でも親子として生まれていたかもしれない」と思うと、心から許せるようになりました。今は亡き父にありがとうと伝えたいです。(Aさん 39歳)

Lesson3 大黒柱としての父親に感謝する

子供を大学に進学させようと思えば、両親は、子供の進学資金のことを、十年も二十年も前から考え、少しずつ少しずつ取り分けて、資金を残していることがよくあったのです。――『「経営成功学」とは何か』

Reader’s Notice
自分も母親になってようやく、子供4人とも大学や短大に行かせてくれた父の深い愛情がわかりました。今の自分があるのも、自立できるようにして世の中に送り出していただいたおかげです。(Iさん 43歳)

Lesson4 幼少期の心の傷を癒やす

「幼少時に父親に認められなかった」という欲求不満を持っている人は、社会に出ると、会社の上司、あるいは、そういう立場に立つ人に認められたがります。しかし、それは、父親に認められなかったのと同じように、たいてい、なかなかうまくいかないものです。(中略)子供時代に受けた心の傷が、大人になってから、別なかたちで展開することが多くあります。――『ティータイム』

Reader’s Notice
幼少期に父に褒められたことがなかったのでずっと自信が持てず、結婚後は主人の機嫌をうかがってばかりでした。離婚の危機に陥ったときにきちんと話し合い、気持ちを認めてもらったことで、自然と父への葛藤も解消しました。(Kさん 33歳)

Lesson5 父親を“信仰”する

大切なのは愛の強さです。お父さんを“信仰”することです。お父さんは、ほんとうは素晴らしいはずです。そう思ってあげなければいけません。(中略)女性は親の影響を強く受けて育つので、「娘は非常に立派だが、親は全然だめ」ということは、あまりありません。あなたが素晴らしい女性なのであれば、あなたの両親もそうなのだろうと推定できます。お父さんの素晴らしい部分を、もっとよく見てあげてください。――『幸福へのヒント』

Reader’s Notice
父の欠点を「嫌だなあ」と感じていたのですが、見方を変えていいところを見つけるようにし、「素晴らしい人だ」と信じるようにしました。今では良好な関係を築けていて、信じることは、強く愛することにもつながるのだと感じています。(Hさん 44歳)

(「Are You Happy?」2017年7月号)

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