私はこうしてニガテな人を克服しました!〔嫁姑・上司・同僚〕

人間関係の悩みは尽きないけれど、乗り越えたときの喜びもまた大きなもの。
読者の皆さんに体験エピソードを聞きました。

義母に本音でぶつかって、実の母娘以上の仲に!

結婚後、義母との関係に悩んだことがありました。私が妊娠中に1カ月間、住み込みで家事などを手伝ってもらったときのことです。
「ここはもっと掃除しなさい」
義母はものをはっきり言う人で、私は気を遣って敬語を使い、自分の気持ちを抑えて過ごしました。

節約家の義母は私が新しい物を買ってくると、「またこんなの買って」と責めます。でも、そのわりには義母も不要な物を買ったり、部屋に見覚えのないシブイ置物が置かれていたり。気づけば台所のレイアウトも変わっていました。
(困ったな……。でも手伝ってもらっているから仕方ないか)

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子どもが生まれてからも義母は頻繁に訪ねてくるようになり、私はストレスがたまる一方でした。
それが、ふたり目の子を妊娠したときのことです。私はつわりがひどく、義母の手を借りないとやっていけないと思い、今までの気持ちを含めて主人に相談しました。
すると、「君の気持ちをはっきり伝えても大丈夫だと思うよ」と主人。そこで、私も自分の考えをはっきり言うことにしたんです。
「こんなの買って、もったいないでしょ」と言われても、「でもこれ、こういうわけで必要なんですよ。便利なんです」と主張。口答えする私に、義母もはじめはびっくりしたようですが、本音を言い合えることが嬉しくもあったようです。

そんなある日。ふと、結婚したときに義母から、「世界中に男性がいるなかで、うちの○○を選んでくれてありがとう」と、手紙をもらったことを思い出し、感謝の思いがふつふつと湧いてきたのです。
以来、素直に甘えられるようになり、今では実の母親以上に頼れる存在です。(30代 熊本県 主婦)

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全然かみ合わなかった上司と、仕事をしやすい関係に

入社4年目に部署を異動したときのことです。新しい上司は、これまでとはまったく正反対のタイプ。ひとことで言うと、まわりくどい人でした。

たとえば、私に資料の印刷を頼むときに、「印刷して」と言えばいいのに、「紙は残ってたっけ?」と話を始めたり、経理処理を依頼するのに、「小口金庫はしまっちゃった?」と聞いてきたり。
どちらかといえば思っていることをそのまま口にするタイプの私は、最初の質問では何が言いたいのかさっぱりわからず、かみ合わない日々が続いていました。

苦手な人2-1

血液型タイプで言うと、上司はA型タイプで私はB型タイプ(実際そのとおりであることが後になってわかりました)。前の上司はB型で、やはり、ものをストレートに言う人でしたし、私の家族は父も母も弟も、みんなB型。思考パターンが似ている人たちの中で生きていたのです。

そんな中、出会った新しい上司。最初は本当に理解不能で周りに愚痴を言っていましたが、あるとき気がついたんです。

(もしかしたら、この人は遠慮しているのかもしれない。私の気持ちを気遣うあまり、遠回しな表現になっているのかも……)
そう仮定すると、これまでの言動もつじつまが合いました。

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そして数カ月後には、最初のひと言で上司の求めていることも想像がつくようになり、お互いに仕事がしやすい関係になりました。
自分とはまったく違う考え方、感じ方をする人がいるんだなと、とても勉強になりました。(30代 東京都 アパレル勤務)

 

生理的にキライだった同僚を尊敬できるように

同僚の男性Bさんと、新規プロジェクトのリーダーをすることに。打ち合わせではいつも一方的に自信満々な話をするBさん。私の仕事能力が未熟であると指摘することも。
(この人、生理的にムリ)

そんなある日、友人に誘われてセミナーに参加。苦手な人との関係を客観的に知るために、相手から与えられたことと、自分が相手に与えたことを書き出す時間がありました。

仕方なくBさんを思い浮かべると、意外にも彼は様々なことを私にしてくれていました。反対に、私が彼にしてあげたことは……。なんと、ひとつも出てきません。お詫びと感謝の気持ちでいっぱいになり、涙があふれてきました。

その日を境に彼に対する見方がガラッと変わり、尊敬できるように。プロジェクトも無事成功させることができました。(30代 千葉県 広告代理店勤務)

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(「Are You Happy?」2010年4月号)