病気の原因に深く関わる“心のあり方”。具体的なチェック項目から、心の偏りを点検してみましょう。
APPROACH1
根に持たず、さっぱりとした性格を心掛ける
「傷つきすぎない」「その傷を長く引っ張りすぎない」ということが特に大事です。(中略)自分を傷つけた相手のほうも、「言い間違えた」「傷つけた」と感じていることがあります。しかし、「悪いことを言ってしまったな」と思っていたとしても、これがなかなか謝れないものなのです。(中略)一晩寝たら忘れてしまうだけの胆力をつけることが大事です。
APPROACH 2
目の前の問題から逃れたい」という気持ちがないか点検する
病気になると、自分の欲求不満や失望感、できないことの言い訳ができるわけです。要するに、「病気になれば許される」ということです。(中略)したがって、病気といっても、単に偶然でなっているのではなく、一種の「人生の逃げ場」を求めて自分から病気になっている場合もあるのです。
APPROACH 3
相手を憎んだり、責める心を捨てる
憎しみや怒りは“毒薬”なのです。憎しみを持っているということは、自分の体を破壊しつづけているということです。それが、ガンなど、さまざまな病気になって表れてきます。
APPROACH 4
自分を責めすぎない
理想家で、あまりにも完璧を求めすぎると、自己処罰の観念が非常に強くなって病気になります。(中略)一定以上、自分を苦しめていると、体のどこかに必ず病巣が現れてきて、病気になったり、事故が起きて、けがをしたりします。自分を責める思いが過ぎると思ったならば、許しの気持ちを持ってください。
APPROACH 5
笑顔をつくる努力をし、与えられているものに感謝する
ガンの治療では笑顔が“特効薬”なのです。年を取ると、だんだん笑顔が減ってきますが、笑顔が減ってくると、それに逆比例して病気が増えてくるのです。(中略)人生には、いろいろなことがあり、悩みや苦しみもありますが、できるだけ、幸福な面のほうを向き、笑顔をつくることです。(中略)足りないものに目を向けることよりも、与えられているものに感謝することです。
APPROACH 6
将来の夢、目標、志を確認する
年齢とともに、さまざまな現象が出てきます。体の不調から始まって、脳がだんだん傷んでくるなり古くなるなりして、いろいろなものが分からなくなったり、目が衰えたり、意志力が弱くなったりするのですが、その大部分は、「意志の力」「志」で克服できるものです。その人に志があり、「自分には、まだ何か成し遂げたいものがある」と思っている人というのは、まだ燃えている炭火のようなものであり、そう簡単に消えないところがあります。
APPROACH 7
人生が好転するような「明るい未来ビジョン」を描く
病気を治すには、その人に残された人生を好転させて延長させる理由が必要です。したがって、「人生が好転して延長できるとしたら、自分としては、こういう未来をつくっていきたい」という積極的な未来の建設についても考える自分であってほしいと思います。
※紹介している書籍は、すべて大川隆法 著/幸福の科学出版です。
(「Are You Happy?」2016年5月号)