「友達夫婦」タイプの夫とうまくいく秘訣とは? 朝ドラ夫に例えて深知り!

お互いの個性を尊重し、自立した関係を望む「友達夫婦」タイプの夫。
「まれ」のパティシエとして活躍する希の夫であり、輪島漆(わじまうるし)職人の圭太のようなタイプ?

まれ

Illustration by Shinichiro Hattor

 

「まれ」(2015年度上半期)

能登地方と横浜を舞台に、パティシエを目指すヒロイン・希の成長を追う。希は古くからの友人・圭太と惹かれ合うも、圭太は輪島漆職人の家業を継ぐため、希はパティシエの夢のため、お互い修行に専念。結婚後もお互い支え合い、家族や周囲の人の協力を受けながら2児を育てつつ、それぞれの夢を追い続ける。

 

「友達夫婦」タイプの夫とうまくいく秘訣

① 判断力
このタイプのご主人を持つ奥さまに大切なのが、「判断力を磨く」こと。さらっとした関係を築くことを求められるので、そんな中で、夫のその日の雰囲気や態度などから、「これは今、言わない方がいいかな」「こうしてほしいのかな」などという判断を見極める“判断力”が必要になってきます。

 
② 上手な距離感
そして、適度な距離の取り方や寄り添い方への工夫がいります。結婚当時は恋人や友人関係の延長のような生活を送っていたとしても、歳月が経つにつれて、人生には必ず変化が訪れます。より深い人生経験を積むためにも、いつまでも「恋人」「友達」のままではいられません。

幸福結婚相談所でも、年齢などの理由で子供が望めない新婚カップルが多く誕生していますが、彼らは子供がいない分、お互いが「夫・妻」の立場だけでなく、あるときは兄妹のように、またあるときは子供と父または母のように、うまく人生経験を補完し合っている印象です。

例えば、妻がかわいく甘えてきたら、夫はまるで娘のように愛おしく感じ、父親のような気持ちを味わうことができます。時には“何役もこなす”ことで、さらっとしがちな夫婦の関係を豊かなものに変えていきましょう。

 
③ 信じ切る
そして、「夫を信じ切り、信頼関係を強固なものにする」ことです。共働きで、休日もお互いに自分の時間を優先するため、比較的一緒にいる時間が短いことも多いのではないでしょうか。

会う時間が少ないと、「夫は今、何をしてるのかしら」と不安になったり、疑いの心を抱きがちです。そうならないためにも、相手の素晴らしいところを見つめ直し、尊敬と感謝の気持ちを込めて、夫との限られた時間をより密度濃く、充実したものにしようと意識しましょう。

夫を理解し、信じ切ることが、このタイプの夫を持つ奥さまに、いちばん大切にしてほしい心得です。

 

<読者体験談>夫の個性を尊重したら素晴らしい面が見えた

大正生まれの実父は「夫たる者、妻を食べさせて当たり前」というタイプ。でも夫は、夫婦でも財布は別、割り勘という考え方。趣味を大切にし、ひとりの時間を好むところも父と正反対でした。夫像=父親になっていた私には夫が理解できず、特に金銭面で何度も衝突しました。

でも、父と比べて責めるのをやめ、「夫には父と違う、こんないいところがある」と考え方を逆転したら、「夫はすごく優しい」「私をいちばん理解してくれる」など、素晴らしいところにばかり目が行くようになったんです。今では夫に求めるのではなく、お互い“補い合う”幸せを感じています。(Sさん・50代夫婦)

 

おすすめBOOKS

 
『北条政子の幸福論-嫉妬・愛・女性の帝王学』
大川隆法 著 / 幸福の科学出版

夫・源頼朝を将軍に出世させ、自らも政治を取り仕切り、日本を治めた“尼将軍”北条政子が語る、女性の幸福論。自らも仕事をしながらの夫の支え方や子育てなど、今を生きる女性たちへのヒントが盛りだくさんです。

「人との関係で、結局、幸・不幸は分かれていく」と思うんですけれども、やっぱり、勝負どころの勘のようなものが必要なんじゃないでしょうか。(30ページ)

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