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「香港革命」が教える自由の尊さ【幸福実現党党首 釈量子の 東奔西走】

政治って面白い! 明るい未来を拓くため、日本、そして世界を駆け回る釈量子が、訪れた先で見たこと、感じたこと、発見したことをお届けします。

 

中国を揺るがす「香港革命」

幸福実現党・大川隆法総裁が「香港は中国のリーダーである。中国の人々を啓蒙し、中国の未来の方向性を指し示す責任を受け入れてほしい」と香港で講演を行ったのは2011年。8年が経ち、中国共産党の覇権を揺るがす巨大なうねりが起き始めています。

香港

8月31日、私は香港を訪れました。この日は香港にとって重要な日です。行政長官を自らの手で選ぶために普通選挙を求めた香港市民に対し、中国の全国人民代表大会が、中国政府の選んだ候補者しか選挙に出馬させないという決定をしたのが、2014年のこの日でした。その5周年の日に予定されていた大規模なデモは中国当局から許可が下りず、デモをすれば違法になってしまう状況。ところが私が香港で目にしたのは、溢れかえるような人々が無数のプラカードを掲げる光景でした。

今、香港で行われているのは「デモ」か「暴動」か。それを分けるのは、まさに神の御心はどこにあるかによります。ドイツの哲学者ハンナ・アレントは、革命の本質は自由を創設することにあると語っています。今、香港で起きているのは自由のための戦いであり、その自由の中でももっとも尊いものが「信教の自由」です。

 
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デモに響く讃美歌の歌声
今日の香港は明後日の日本

 

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