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正体が分かれば、怖くない!「嫉妬する法則Q&A」

ふとした拍子に湧き起こる、心の奥のザワザワした感情、嫉妬。なぜそんな気持ちが起きるのか、起きてしまったらどう対処すればいいのかを、多くの人の悩みを聞いてきた産業カウンセラーの川村佳子さんに伺いました。

どうして人は嫉妬するの?

始まりは「親の愛を独占したい」気持ち
心理学では、嫉妬心は自我が芽生える1歳半ごろに生まれると考えられています。嫉妬の行為の始まりとしてよくあるのは、親の愛を独占するため、弟妹に意地悪をして親の気を引こうとするなどの赤ちゃん返りです。成長するにつれてその対象も変化しながら、生きている限り嫉妬心とのつきあいは続きます。

嫉妬は誰もが持つ基本的な感情

嫉妬は喜怒哀楽に次ぐ、第五の感情と言えるのではないでしょうか。カウンセリング中、悩みの原因は「嫉妬」にあると感じるケースが多々あります。「まったく嫉妬しない」方は自覚がないか、もしかしたら「向上しよう」という気持ちが薄れてしまっているということかもしれません。

人より優れていたいという本能的な欲求

人間には、「人より優れていたい、認められたい」という「優越の欲求」があります。嫉妬心が起きがちなのは、それまで自分のほうが優れていると思っていた部分で、他の人に追い抜かれそうになったり、あるいは、もともと劣等感を持っている部分を刺激されたりするとき。嫉妬をすると、相手を何とかして自分と同じレベルまで引きずり下ろそうとするのです。「自分とレベルが近いと感じる相手には嫉妬しても、手が届かないほどレベルの高い相手には、憧れこそすれ嫉妬は感じない」という法則があります。例えば、女優志望の人は先に女優になれた人に嫉妬しても、大女優には嫉妬しないのです。

本誌では他に、「嫉妬するとどうなる?」「正体が分かれば、怖くない!『嫉妬される法則Q&A』」が掲載されています。

『嫉妬のお作法』

『嫉妬のお作法』

川村佳子著/フォレスト出版 

¥972

4月号表紙アイキャッチ
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記事DATA

川村佳子さん Kawamura Keiko

川村佳子さん

産業カウンセラー。日本認知療法学会所属。官公庁や国立機関、企業のメンタルヘルス相談支援業務を担当。7年間で3千人以上をカウンセリングする。北海道と東京にカウンセリングオフィスを持つ。