日本のシングル家庭は約141.9万世帯(2016年現在)と、この30年で約39.7万世帯増えました。その背景には、女性の社会進出が進んだことも関係しているでしょう。
とはいえ、シングル家庭の多くは片親ならではの親子問題をはじめ、仕事やお金、健康の不安など、さまざまな悩みを抱えているのも事実です。
今月は、そんなシングル家庭で奮闘するママ、パパ、子供たちへの応援号。シングルで子育てをしながら輝く芸能人や識者のインタビューなどを通じて、親子がともに幸せになる方法を学びます。
<佐伯日菜子さんインタビュー>DVの日々を乗り越えてつかんだ幸せ
「もしかしたら、今ここにいなかったかもしれない。そんなことがあっての今だから、日々を大切に生きていきたい。」
女優として確かなキャリアを積みながら、日本代表にも選ばれたサッカー選手と結婚し、2人の娘を授かった佐伯日菜子さん。しかし、夫からのDVを受け、やがて離婚(元夫はその後、交通事故で亡くなっている)。現在はシングルマザーとして子育てと女優業を両立させている彼女が、「Are You Happy?」に当時のこと、そして今の心境を明かしてくれた。
<Interview>俳優 大浦龍宇一さん「親子で同じ方向を見て進んでいきたいと思っています。」
シングルファーザーとして、中学生のひとり息子を育てながら俳優として活躍する大浦龍宇一さん。父としての育児の心がけや息子への思いなどについてうかがいました。
<Interview>『「学歴なし」、「資格なし」、「パトロンなし」でシングルマザーの元黒ギャルが28歳で年収1000万円を達成した話』著者 金田貴子さん「子育ても仕事もすべての原動力は「愛」です。」
24歳で離婚し、2歳の娘を抱えるシングルマザーとなったのち、地元の岡山県でファインメイクとアイラッシュのサロンを開業。事業を軌道に乗せ、現在はまつ毛エクステンションの技術を教える講師として国内外で活躍する金田貴子さんに、仕事と子育てについてお話をうかがった。
離婚、死別、実質シングル……「それでも幸せ」な子育てのために【 ひとり親の子育て一問一答 】
30年近く子育てカウンセリングを行ってきた、教育カウンセラーの第一人者である明治大学教授・諸富祥彦さんに、ひとり親家庭の親子がもっと幸せになるための方法について聞きました。
シングルママ・パパに贈る7つのメッセージ
幼児教室エンゼルプランVで子供たちやその保護者と日々接し、80回を超える本誌連載「子育て110番」も人気の奥田敬子さん。自身もシングルマザーで2児を育てた経験から伝える、シングルママ・パパへの7つのメッセージです。
女性の幸福論「心が軽くなる、シングルマザーの子育ての智慧」
【 質問 】最近は、離婚されるご家庭が増えています。離婚した家庭での子育て、片親での子育ては、どのようにしていくべきなのか、ご教示いただければ幸いです。
2011年7月1日に東京都・総合本部で説かれた法話「離婚多発時代の心構えについて」の質疑応答から抜粋してご紹介します。