もし自ら命を絶ってしまうと、その人は死後どうなるのでしょうか。幸福の科学で明かされている霊的真実を見ていきましょう。
1 自殺を考えていると悪霊を引き寄せる

「死にたい」「もう何もかもが嫌になった」――。そうした思いでいっぱいになり、誰にも相談できず、孤独感を抱えて悩んでいるときは、悪霊や生霊などから影響を受けている場合があります。
これは、ある思いを持つと、それに似た思いを持つ霊が引き寄せられるという「波長同通の法則」のもとに起きる霊的現象です。悪霊の影響から脱するには、まず自分の心を少しでも明るい方向に変えていく必要があります。
2 死んでも魂は生き続ける

人間は永遠の魂を持つ存在であり、死んでも魂は生き続けます。魂は肉体そっくりの姿をしているため、もし自殺したとしても、多くの場合、死んでいることに気づけません。すると、「死ねなかった」と思って、同じような思いを持つ人に引き寄せられ、憑依して、何度も自殺を繰り返してしまうのです。「自殺の名所」と呼ばれるような場所で自殺が頻発するのは、その場所にこうした自殺霊がいるためと言われています。
3 遺族の様子を見ている

自殺した人は天国に還れず、亡くなった場所や遺族の周りに留まります。遺族の姿をときどき見ているので、遺族が正しい供養を行ったり、故人の幸福を願いながらこの世で徳を積んだりすると、それは故人に伝わります。なかでも遺族が精進する姿は導きのきっかけとなります。例えば、人に優しくしたり、正しい霊的知識を身につけ、真面目に努力したりする姿を見ることで、故人が生前の間違いを悟ることがあるのです。
4 反省すれば天国に還れる

どんな人の命も神仏から与えられた尊い命であり、親や兄弟、先生など多くの人に支えられて存在しています。それを自ら絶ってしまうと、通常は本来の寿命が来るまでは天上界に上がれないと言われています。しかし、生前の過ちに気づき反省をすれば、自殺した人の魂も必ず天国に還ることができます。仏法真理に基づいて、人や環境のせいにする心、自分を責める思いなど、生前のマイナスの思いに気づく必要があります。
もっと詳しく知りたい方に
幸福の科学の自殺防止の取り組み
幸福の科学では自殺者が年間3万人を超えていた2003年から「自殺を減らそうキャンペーン」を行っています。2020年5月には、「自殺防止相談窓口」も開設しました。大川隆法総裁の説く仏法真理に基づいた霊的知識から命の大切さを訴えています。
幸福の科学 自殺防止相談窓口
☎ 03-5573-7707(火~土(祝日含む)/10:00~18:00)
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