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銃弾を使わない戦争 トランプ関税は〝価値観〟の戦い

既存の貿易システムを揺さぶるトランプ関税

「トランプ関税」で世界に激震が走っています。
ホワイトハウス前に集まった自動車や鉄鋼業界の労働者たちを前に、「相互関税」と書かれたボードを掲げたトランプ大統領は、「米国が再び豊かになり始めた日(Make America Wealthy Again)として永遠に記憶されるだろう。我々の経済的な独立宣言だ!」と語り、熱狂的な拍手を浴びました。

中国に貿易戦争をしかけ世界の「脱中国」を進める

世界の貿易システムにダメージを与えるトランプ関税に世界が右往左往し、日本も自動車業界の業績悪化への懸念が高まり、メディアは〝アンチトランプ〞に染まっています。
しかし、幸福実現党・大川隆法党総裁は2016年の大統領選翌日、すでにトランプ氏の本質を見抜いていました。 (*1)「トランプは中国からの輸入品に対する関税率を変えるでしょう。これは、〝熱い戦争〞を起こさず、銃弾もミサイルも第七艦隊も使わない〝武器の一つ〞です」

1991年のソ連崩壊後、自由貿易が拡大するなか、各国の企業は人件費の安い中国に工場を移しました。やがて世界は、安い中国製品に依存するようになり、各国の製造業は空洞化。特に消費大国アメリカは、他国の製品を買い続け、貿易赤字も積み上がっていきました。

*1 トランプ新大統領で世界はこう動く』(大川隆法 著/幸福の科学出版)より

本誌では続きが読めます。
アメリカか中国か迫られる日本の選択
無神論国家の悪を許さないトランプ政権の信仰心

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