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LGBT理解増進法 生まれた性で生き抜くことの大切さ

自民党の「LGBT理解増進法」

 広島サミットを目前にして、「LGBT理解増進法案」(現時点では可決・成立されるかについては不透明)が、自民党内の修正を経て与党案として国会に提出される方向です(2023年5月17日時点)。「LGBTへの差別を禁じる法律がないのはG7で日本だけ」と言われて進められた法案ですが、そんなことはありません。アメリカでも国を二分する激論も起きています。どの国も歴史や文化、その根底にある宗教に基づいて独自の判断をしています。日本には憲法に「平等権」が保障されており、欧米に追随するためだけの余計な法律を作る意味はなく、廃案にすべきでしょう。

子供に性的指向を教える?

特に、今回の法案は、「教育現場」への影響が甚大です。現時点での法案には、学校に対し、性的指向及び性同一性などに関する理解増進に向けて、教育環境を整備する努力を求める内容が含まれています。
揺れやすい思春期の子供に、同性同士の性行為を含む「性的指向性」や性の違和感の解消をどう教えるのか。
すでに海外の教育現場では混乱が生じています。NYで、自殺を考えていた11歳の女の子が、学校のカウンセラーに相談したところ「性転換手術」を勧められたということです。

つづく

本誌では上記の続きと、下記の記事をお読みいただけます
▶生まれた性で生き抜くことの大切さ

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