「そうじ力」を提唱する舛田光洋さんに、年末の大そうじに向けての心構えやそうじで人生が好転した事例を聞きました。
部屋の状態は「今年のあなた自身」
年末は何かと忙しいですから、「大そうじなんかやっている時間がとれない」と思う人も多いかもしれません。しかし、部屋には、「あなたの心」が現れています。12月の部屋の状態は、「今年1年間のあなた自身」でもあり、そのまま新年を迎えれば、「来年のあなた」もその部屋のようになるということです。
来年をエネルギーのほとばしる素晴らしい年にするためには、今年の活動エネルギーをリセットする必要があります。そこで最大の力を発揮するのが、今年を振り返りながら取り組む大そうじなのです。
年末の大そうじは日本独自の文化
実は、「年末に大そうじをする」というのは、日本独自の文化です。私も以前は、年末の大そうじは人類の常識だと思っていたのですが、そうではなく、アメリカの知人に「なんで寒いときにそうじするの?」と聞かれて困った経験があります。
イギリスには大そうじの習慣があるのですが、「スプリング・クリーニング」と呼ばれていて、その名のとおり「春」に行うもの。冬に使った暖炉をそうじするのと一緒に部屋の大そうじもするようです。
大そうじの目的は神様をお迎えすること
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そうじで人生が好転したエピソード
CASE1 店をたたむ寸前にそうじをして繁盛店に
ある夫婦が経営する小さなレストランが閉店寸前まで追い込まれていました。閉める前に一度、店を磨こうという話になり、バックヤードのものを捨て、お店をピカピカに磨いたそうです。すると磨いているうちに、「夫婦で裁き合って、結局、お客さんにまずいものを出していた」と気づき、改善したところ繁盛店に変わったのです。そうじでリセットすることで成果が出るお店は多いです。
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▶ あなたの心の状態が分かる!汚れやすい場所別おそうじアドバイス
舛田光洋 ますだみつひろ
そうじ力 インターナショナルカレッジ代表
1969年、北海道出身。そうじ力インターナショナルカレッジ代表。2005年より、「心とそうじ」の研究により開発した、運勢好転実践ツール「そうじ力」による社会啓蒙活動を開始する。国内外30冊におよぶ「そうじ力シリーズ」は、370万部を超えるベストセラーに。海外での講演や企業研修を中心に活動。