お正月に欠かせない「おせち」。今回は、“簡単だけど本格的で、いつもとちょっと違う”をコンセプトにした新定番おせちをご紹介します。食卓を囲んで 家族みんなで新年のスタートを祝う素敵なひとときをお過ごしください。
まるでくじゃくの羽根の模様「くじゃく玉子」
【材料】2~3人分
鶏ひき肉(モモ肉)… 250g
うずらの卵の水煮…8個
卵黄…卵1個分
砂糖、しょう油…各大さじ2
【作り方】
❶ボウルに鶏ひき肉、卵黄、砂糖、しょう油 を入れ、ねばりが出るまでこねる。
❷巻き簾にラップを敷いて肉を広げ、うず らの卵を一列に並べ、うずらの卵を肉で包み込むように巻いていく。
❸②を600Wの電子レンジで約3分加熱 し、粗熱を取って食べやすい大きさに切る。
おめでたい紅白カラーが美しい「蓮根とエビの吉祥揚げ」
【材料】2人分
蓮根…5~6㎝分
エビ…10尾
塩、酒…少々
片栗粉…適量
揚げ油…適量
【作り方】
❶エビは殻と背ワタを取る。包丁で粗くたたき、塩と酒、片栗粉を少々加え、さらに細かく包丁でたたく。
❷蓮根は皮をむき、5mm幅に切る。
❸蓮根の片方の断面に片栗粉を軽くはたく。片栗粉を片面につけた面が内側にくるようにして、①のタネを蓮根ではさみ、軽く押さえる。
❹170度に熱した揚げ油に③を入れ、薄く上げ色がつくまで揚げる。
❺④の油をきり、塩を少々まぶす。
六角形で亀の甲羅をイメージ「里芋の亀甲揚げ」
【材料】4人分
里芋…12個
酢…少々
片栗粉、しんびき粉…適量
卵白…卵1個分
揚げ油…適量
A
水…400ml
みりん…100ml
砂糖…大さじ3
塩…少々
【作り方】
❶六角形に里芋の皮をむき、水でさらし、酢入りの水(分量外)で下ゆでする。水で洗ってぬめりを取っておく。
❷鍋に①とAを入れ、落としぶたをして中火にかけて煮含め、火を止めて冷ましておく。
❸②の里芋に片栗粉をまぶして卵白に通し、しんびき粉をつける。
❹170度に熱した揚げ油に③を入れて揚げる。焦げ目がつく前に油から引き上げ、油をきっておく。
(2014年1月号)
東京都在住の主婦。夫の仕事で海外に行くことも多いため、異国の料理のエッセンスを加えた創作家庭料理が得意。「おいしい料理で人が喜ぶ顔を見たい」というポリシーを持ったおもてなしの達人。