エジプト神話 世界にはどんな神話があるの?

エジプト神話

古代エジプト信仰を伝えるエジプト神話。かつて、世界は光のない混沌の海「ヌン」しかありませんでした。その中から突如太陽神ラー(アトゥムという説も)が現れ、そこから時間が始まります。ラーは大気の神シュウ、湿気の女神テフヌトを産み、シュウとテフヌトは結婚して地の神ゲブと空の女神ヌトを産みます。

 

オシリスとセトの争い

ゲブとヌトにより豊穣の神オシリス、女神イシス、砂漠や厄災の神セト、死者の守護神ネフティスの4兄弟が誕生します。
イシスと結婚したオシリスはエジプトの王になり、知恵の神トートの力も借りて人々に小麦の栽培法などを教え、法律をつくり、秩序をもたらします。人間に尊敬されるオシリスへの嫉妬から、セトは宴で美しい棺を用意。「ぴったり納まった人にこの棺と褒美をあげよう」と言い、オシリスが箱に入った瞬間、棺を閉じてナイル川に投げ込んでしまいます。

 

オシリスの復活と息子ホルスの勝利

夫を亡き者にされたイシスは王宮を飛び出して捜索。ビブルスの王宮で柱となっていた棺を見つけ出しますが、セトが隙をみてオシリスの遺体を14に切断してばらまいてしまい、イシスはまた捜索の旅に出ることに。ようやく集めた遺体を繋ぎ合わせ、包帯にくるんで魔法の言葉を唱え、オシリスは復活を遂げます。
しかし不完全な体のためか現世には留まれず、オシリスは冥界の王となります。やがてイシスはオシリスとの子、ホルスを出産。イシスは成長したホルスこそが王にふさわしいと訴え、何十年にわたる戦いののち、セトが破れ、ホルスがエジプトの王として君臨します。以来、地上を統治する王(ファラオ)はホルスの化身と見なされるようになりました。

 

幸福の科学的ミニ解説

「オシリスとイシス」の復活神話はどこまで本当だったのか

エジプトの宗教には「復活の思想」がありますが、その元にあるのが「オシリスとイシス」の神話です。幸福の科学では、オシリスはオフェアリスというギリシャ人であることも、霊査によって突き止めています。さらにオフェアリスがセトの謀略によりバラバラにされ、その後イシスの力と宇宙のベガ星人の力を借りて蘇ったという“復活神話の真実”も、数々の霊言等で明かされています。オフェアリスはその後、ギリシャにヘルメスとして転生しています。エジプト人はトート(トス)がヘルメスと一体であることも固く信じていて、「ヘルメス・トリスメギストス(三倍偉大なヘルメス)」として信仰していました。

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記事DATA

金子一之 

ハッピー・サイエンス・ユニバーシティ、プロフェッサー

(かねこ・かずゆき)1964年生まれ。駒澤大学経済学部経済学科卒業。1990年より幸福の科学に奉職。幸福の科学指導局、支部長、書籍編集部、メディア文化事業局、 ヤング・ブッダ渋谷精舎副館長、総本山・那須精舎館長などを経て、現在、ハッピー・サイエンス・ユニバーシティ、プロフェッサー。著書に、『修行のプロフェッショナルを目指して』(人間幸福学叢書)、『「自分の時代」を生きる』(幸福の科学出版)など、編著に『HSUテキスト 1 創立者の精神を学ぶⅠ』『HSUテキスト 2 創立者の精神を学ぶⅡ』、共編著に『HSUテキスト 4 基礎教学A』(いずれもHSU出版会)がある。