強盗犯・詐欺師を寄せ付けない 防犯対策の正解

「最近、世の中物騒になってきた」――。
多くの人がそう感じている通り、約20年ぶりに治安は悪化の傾向に転じ始めています。
2023年には前年より刑法犯の認知件数が上昇し、なかでも殺人、強盗、性犯罪などの重要犯罪は29.8%増加。
さらに詐欺による被害額は85.4%も増えました。
しかし、いざ「防犯を始めよう」と思っても、自己流の対策ではかえって犯罪を招いてしまいかねません。
今回は、意外と知られていない防犯対策の基礎知識をご紹介します。

防犯アナリストに聞きました!狙われないための自宅防犯の秘訣

最新の犯罪傾向に基づいた正しい自宅防犯の仕方を、防犯アナリストの桜井礼子さんに聞きました。

私たちの個人情報は、犯罪組織にだだ漏れ状態。ターゲットから外れるよう、対策をしましょう。

近年起きている強盗や空き巣、特殊詐欺のほとんどは、SNSなどで実行役を募り、離合集散を繰り返しながら、各地で多様な犯行に及ぶ犯罪グループ(トクリュウ)が関わっています。つまり実行役になっているのは、ずぶの素人です。従来の犯罪者は、「盗みはやるが人は傷つけない」「ここまでやったら住人が死ぬ」などと考えるような〝プロ〟だったのですが、今はそうではなく、「殺してもいい」という指示が出ている場合もあります。……(つづく)

本誌では続きが読めます

INTERVIEW 一般社団法人日本防犯学校 副学長 桜井礼子
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