文部科学省が昨年10月に発表した小中学生の不登校児童生徒は、29万9048人となり(2022年度)、10年連続で過去最多を更新しました。また、下のグラフを見ても明らかなように、その数はコロナ禍を経て急増しています。学校で今何が起きているのか、そして、不登校から立ち直るヒントはどこにあるのか――。
教育関係者や不登校の当事者だった人の話から探ります。
教育関係者が語る不登校の現状
小中学校の先生や不登校児童生徒を支援する人たちに、不登校の現状や立ち直った事例について聞きました。
学校が「SOS」を出している
「学校側が対応しきれなくて、SOSを出しているように感じます」
こう話すのは、幸福の科学の不登校児支援スクール「ネバー・マインド(以下、ネバー)」相談員の木全聖子さん。
「私がこの活動をするようになった10年前は、学校側は『不登校はいません』というスタンスで、フリースクールも認めていませんでした。ところが最近では、…(つづく)
本誌では続きが読めます。
◇教育関係者が語る不登校の現状
◇不登校克服体験談 1
◇不登校克服体験談 2
◇不登校克服体験談 3
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