レジ袋有料化がスタート
7月1日から、買い物のときに使うレジ袋の有料化が義務付けられました。世界的に増え続けるプラスチックごみ削減のためで、取り組みが不十分とされた事業者には罰則も課されるという厳しさです。
先行して有料化に取り組んでいた 一部小売チェーン店や自治体の事例によれば、有料化により、レジ袋の辞退率は7割ほどになり、今後、全国的な削減が見込まれています。
有料化は事実上の消費税?
とはいえ、買い物のたびに「レジ袋はご利用ですか?」というやり取りをするのは面倒なもの。ある流通の専門家によれば、一人当たりの接客が5〜15秒ほど増えるといいます。コンビニの場合、一日の平均来客数は850人とのことですので、仮に平均10秒としても、接客時間は2時間以上増えます。
客の側も、マイバッグを忘れたら、買い物のたびにお金を払わなくてはいけません。1枚は3〜5円とわずかですが、消費者は「値上げ」に敏感です。
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