成功・繁栄のエピソード〔自助努力・利他・夢〕

成功エピソード

読者が体験した繁栄エピソードをご紹介。
長年の努力が報われた話や、イメージした通りに実現してびっくりした話など……。豊かになるにはやはり法則があるようです。

突然訪れたチャンスは頑張った娘へのご褒美

娘と息子ふたりの子どもを持つ親です。下の息子は体が弱く手がかかったため、上の娘にはあまり愛情をかけられませんでした。そんな中でも娘は、勉強も運動も、できるようになるまで泣きながら頑張る子でした。そして娘が中学2年のとき、ある取材で新聞に載った記事が芸能界の方の目に止まり、本人が密かに憧れていた芸能への道が一気に開けていったのです。突然与えられたチャンスは、今まで頑張ってきた娘へのご褒美でした。今、娘はアナウンサーを目指して、勉強とレッスンに励む日々です。(40代・女性・主婦)

 

コンプレックスが長所に変わった

幼少時より母から「色彩センスがゼロ」「センスのない子」などと厳しい言葉を投げかけられ、私は幼な心に深く傷ついていました。そういうこともあって、色に関する勉強や、センスを磨く努力を続けた結果、今はデザイン事務所で仕事をしています。これも苦手だった母のおかげかな……。(30代・女性・デザイン会社)

 

お金は利他のために差し出すと必ずまた巡ってくる

20代でコツコツと一千万円以上貯めましたが、30代に入り、社会貢献活動に関心を持ち、海外の困っている人を助けたいという思いで寄付をしたり、宗教への布施の習慣がつくようになると、貯蓄はぐっと減りました。しかし、地道に仕事をしていくうち、気がつくと数年後には貯蓄も復活。利他のために差し出すとさらに大きなお金が巡ってくる法則があるような気がして、お金がたまると布施や寄付に励むようにしています。(40代・女性・企画会社)

 

有名デザイナーの展覧会を日本に持ち込むことに成功!

ロンドンを仕事で訪れた際、偶然開催されていたイギリスの有名ファッションデザイナーの展覧会に感動。「これを日本でもやりたい!」と強く思いました。そのデザイナーとは元々友人だったので、本人にはすぐにOKをもらったのですが、今まで展覧会なんて開いたこともない私は資金面、人材面など手さぐりの状態でした。
とにかくいろんな人と会って話すうちに3年が経ち、日英通商条約120周年の年に。そこで、英国関係のさまざまなイベントを大々的に開催している大手新聞社にもちかけたところ、新聞社主催で展覧会の開催が決定しました。私はブランドの日本代表の窓口を務めることに。実に3年がかりで夢が実現した瞬間でした。収入もアップしましたが、それ以上に、何物にも代えがたい貴重な経験ができました。(60代・女性・アパレル系コーディネーター)

(「Are You Happy?」2012年10月号)

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