「開運メイク」であなたの人生はもっと輝く

開運メイク

「もう少し目が大きければ……」「もっと鼻が高ければ……」。誰しも自分の顔にコンプレックスがあるもの。そんなコンプレックスをカバーして、自分に似合うメイクをするには? メイクアップアーティストの大野裕美子さんに、自分の顔の強みや個性を生かして、美しさをアップする「開運メイク」について伺いました。

 

目指すのは穏やかで円熟された美しさ

ひとりひとりの長所を生かし、短所を好転させる「開運メイク®」のレッスンを行っている、フェイスリーディングアカデミー代表・大野裕美子さん。大野さんが提唱する開運メイクとは。

「開運メイクでは、『穏やかで円熟された美しさ』を目指します。朝の凪いだ湖面のような心境でいるときの安らいだお顔。そのようなお顔には、鼻筋から眉にかけて左右対称になだらかに伸びる、美しいラインが表れるのですが、これを私は“菩薩ライン®”と呼んでいます」

 

三十三間堂で閃いた“菩薩ライン”のインスピレーション

「この菩薩ラインは、京都の三十三間堂を訪れたときにインスピレーションとして閃いたんです。三十三間堂には1000体の観音菩薩立像があり、すべて違うお顔をされていますが、どのお顔も美しい。そこに共通していたのが、鼻筋から眉にかけての美しいラインだったんですね。

東洋の仏像だけでなく西洋のギリシャ彫刻にも、左右対称のラインがあります。それが美しいお顔のセオリー。おそらく上手なメイクさんは、無意識のうちに、この菩薩ラインを描いているはずです。女優の檀れいさんや綾瀬はるかさん、フィギュアスケートの浅田真央さんなど、美しいお顔には必ずと言っていいほど、この菩薩ラインがあります」

 

“開運美眉”づくり

菩薩ラインを描くコツは?

「まず、ご自分のお顔をじっくり観察して、ご自分の菩薩ラインを見出すことです。ただ、これは実際にやってみないとわからないので、アカデミーのレッスンでは、おひとりおひとりの菩薩ラインを発見して、その方に合った眉を描くお手伝いをしています。

ご自分の菩薩ラインが見つかったら、とにかく練習すること。お習字と同じで、練習すればするほど、美しい“開運美眉”を描けるようになります」

 

自分のお顔に仏様をお迎えするような気持ちで

「ただ、テクニックも大事ですが、まずは与えられたお顔に感謝をして、誇りを持つことが大事です。お顔は神様仏様からの預かり物、授かり物です。レッスンでは、『自分のお顔に仏様をお迎えするような気持ちで、眉毛を描いてみませんか』とご提案しています。メイクをすることは心を調えることであり、『聖なる儀式』でもあると思うんです。

仏教では、すべての人に仏様と同じ性質『仏性』が宿っているといわれます。メイクのとき、(この方にも仏性がある)という思いでお顔を見ていると、その方の菩薩ラインが“見えて”くるんです」

 

“善因善顔、悪因悪顔”

「レッスンでは、メイクのテクニックだけではなく、『お顔と心はつながっている』ということをお伝えしています。

仏教には『善因善果、悪因悪果』という教えがありますが、それはお顔にも当てはまると思うんです。いわば“善因善顔、悪因悪顔”です。よい心で生きている人のお顔には、よい表情筋が育ちますが、怒りや嫉妬、苦しみなどネガティブな思いを抱いていると、表情筋の動きが不自然になって、左右のバランスもどんどん崩れていってしまうんです」

「顔」を通して、「心」まで見つめていく、メイクと自己啓発が融合したカリキュラム。それが大野さんの開運メイクの最大の特徴であり、強みでもある。

 

交通事故で顔の左半分がつぶれた

大野さんは、20代のころから有名メイクアップアーティストのアシスタントをするほどメイクが大好きだったというが、あくまでも趣味の範囲だった。短大卒業後は、大手証券会社の営業を6年、下着メーカーの支店長を13年務め、フェイスリーディングアカデミーを設立したのは、つい3年前のこと。そのきっかけとなったのは、人生を前後際断するほどの、ある出来事だった。

「実は、10年ほど前に交通事故で、顔の左半分がつぶれるくらいの大けがをしたんです。
乗っていた車がトラックと正面衝突して、私は助手席からフロントガラスを破って飛び出して、大きな傷以外にも、細かいガラス片がたくさん顔面の真皮まで入りこみました。
事故の後に自分の顔を見たときは、さすがに泣きましたね。
2カ月くらい経っても、顔を洗っていると、手にザラっとしたものが当たるんです。
『なんだろう?』と思ったら、皮膚の内側から出てきたガラス片でした」

 

外面だけメイクしてもダメ

しかし、結果的には、その事故がフェイスリーディングの道に進むきっかけとなった。

「事故に遭ったときはちょうど離婚問題なども抱えていて、人生のなかですごく揺れていた時期だったんです。
事故をきっかけに自分の人生と心を見つめ直して考え抜いた結果、たどりついたのが、『顔と心は、どうもつながっているらしい』ということだったんです。
だから、外面だけメイクしてもダメなんじゃないかと。
それで、以前から興味のあった人相学やフェイスリーディングを本格的に勉強し始めたんです。
それと私、小さいころから化粧品のコマーシャルなんかが大好きで、EPOさんの『う、ふ、ふ、ふ、』とか、矢野顕子さんの『春咲小紅』がCMソングで流れるたびにワクワクして。
やっぱり、自分がいちばんワクワクする世界に進みたいと思ったんですね」

 

「自分の強みはここにある」

「アカデミー設立までは暗中模索でしたが、以前から友人や母にメイクをしてあげるととても喜ばれていたので、絶対にニーズはあるし、自分の強みもここにあるという確信はありました。
最近では、お着物の愛好会に定期的に呼んでいただり、意外にも外国人の方に興味を持っていただいています。日本好きの外国人の方には、“BOSATSU-Make up”という名称がとても魅力的に映るようなんです。
今後は海外展開も視野に入れて、開運メイクで、もっと多くの方に、お顔も心も美しくなっていただきたいと思っています」

 

強みを生かして人生を輝かせるための
開運メイク7のポイント

1.美しい肌と眉をこころがける
2.左右対称のお顔づくりをこころがける
3.志があり強く輝く瞳を持つ
4.口角がキュっと上がり品格を備えた血色の良い唇を持つ
5.自分のお顔観察は一生続くと覚悟して楽しむ
6.自分のお顔の第一印象でもっとも美しいパーツを発見する
7.与えられた自分のお顔に最高の誇りを持つ

(2012年11月号)

大野さん写真

大野裕美子 

1966年長野県生まれ。リーディングメイクアーティスト。株式会社フェイスリーディングアカデミー代表。一般社団法人日本フェイスリーディング協会代表理事。日本顔学会会員。1995年より東西の人相・観相学を探究。フェイスリーディング(顔相、人相学)を基にした「大野裕美子の開運メイク」を通じて、心を改善すると顔相も良くなり、人生を好転できることを世の中に伝えている「お顔の専門家」。

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