The Lecture of World Teacher 『小説 妖怪すねかじりと受験家族へのレクイエム』発刊記念鼎談

人生は生まれたところの良し悪しで決まるものではない。

都心に住む家族の受験をめぐる光と影を描いた『小説 妖怪すねかじりと受験家族へのレクイエム』。この発刊を記念して、著者である大川総裁と、総裁の長女として都心で受験競争を経験した咲也加副理事長、徳島から東京の大学に進学した紫央総裁補佐が鼎談を行いました。

大川総裁はまず、受験には功罪両方あり、この小説は「地方から来た人が東京人になるための一つのシステム」を解き明かしたものだと語りました。受験は、どんな生まれでもリーダーになれるシステムではあるものの、敗れる人の数も多いため闇も深いという現状を指摘。これを受けて咲也加副理事長は、「『成績がいい子が”神”』という感じはすごくありました」と都心の進学校の持つ見方や現状を伝えました。

小説では、そうした厳しい受験競争のなかでも、父親の康徳が子供たちを個性に合わせて導く様子が描かれています。紫央総裁補佐は、康徳の言葉の温かさにふれながら、自身の受験期には大川総裁の書籍が心の支えだったと述懐。「勉強を一つ頑張れば、誰かのお役に立てるような自分になれる」という思いで勉強していたと語りました。

このほか、勉強できる環境のありがたさや、受験や資格取得につながらない勉強の必要性など、教育についてさまざまに語られました。最後に大川総裁は、厳しい環境から成功した川端康成や夏目漱石に比べれば受験システムで地位を得た人たちは努力が足りないとし、「肩書きや箔だけで世の中通っていけるほど甘くはない」と締めくくりました。

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