web-201812-がんのリスク

がんになるリスクを下げるには(試し読み)

がんの確実な予防法は発見されていませんが、生活習慣に気を付ければ、「がんになるリスク」を4割ほど下げられることが分かっています。
 
国立がん研究センターによると、がんになるリスクでいちばん大きなものはウイルス感染で、次に喫煙が続きます。
これらを避けることがまず大切ですが、がんのリスクを下げる方法として、禁煙に加えて、節酒や運動、食事、体重管理という5つの項目が推奨されています。
これらについて努力した人は、女性で最大37%、男性では43%、がんになる確率が低かったという報告もあります。

また、健康な人の体にもがん細胞は日々生じていますが、それらは免疫細胞によって退治されています。
そして、この免疫能力には、心の状態が影響するという研究結果が多数報告されています。ストレスがかかると免疫力は下がり、心から笑うなどリラックスすると免疫力は上がるのです。
こうしたデータを生活に役立てるため、食事と運動、心について、具体的に見ていきましょう。

がんになりにくい心と体

禁煙

禁煙(受動喫煙含む)で、がんのリスクは大きく下がります。

節酒

お酒はほどほどに。日本酒なら1日に1合までが目安。

食事

塩分を控え、1日に350g以上の野菜を食べることが推奨されています。

運動

毎日1時間の歩行、週1時間の汗をかく程度の運動が推奨されています。

体重管理

身長と体重で決まるBMI(*)をある範囲に収めるよう推奨されています。
 

がんを退治する免疫細胞はストレスによって働きが鈍ってしまうため、明るい心を保つことが大切です。

*BMI(Body Mass Index) 肥満度を表す指標。体重(kg)を身長(m)で2回割ったもの。この値が、男性は21~27、女性は21~25の範囲内に収めることが推奨される。

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アユハ2018年12月号表紙 圧縮
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