web-201812-がんの基礎知識

がんができる仕組みと最新の治療法(試し読み)

健康な人の体にも、毎日がん細胞は5000個ほど生まれています。しかし、全員ががんになってしまうわけではありません。がんができる仕組みと、その最新の治療法を見てみましょう。

がん細胞ができるまで

人間の体はおよそ60兆個の細胞の集まりでできています。寿命がきた細胞は分裂して新しい細胞を作り、1日に約1%が入れ替わっています。

新しい細胞を作るときは、細胞の中心である核の中にある遺伝子を正確にコピーする必要があるのですが、まれにコピーミスが起きます。

遺伝子がほんの少し変わるだけで、新しい細胞はもとの細胞とは違う働きをする細胞になってしまいます。

通常、コピーミスは修復されるか、細胞が自ら死滅する(アポトーシス)ことで、正常な細胞だけが残るようになっています。ところが、まれに修復せずアポトーシスもしない細胞が生まれます(がん細胞の誕生)。

すると、免疫細胞ががん細胞を殺します。しかし、がん細胞の遺伝子がさらに変化し「免疫細胞に発見されない力」などを得て、増殖し、臓器などに害を及ぼすようになると、「がんという病気」になります。(上記画像はこの様子を示しています)

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アユハ2018年12月号表紙 圧縮
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