web-201808-幸福論

「マスコミが成功者を批判する 本当の理由」男の嫉妬学 第5回【試し読み】

2016年2月23日、東京都・幸福の科学総合本部で説かれた法話から抜粋してご紹介します(全5回)

マスコミからの批判によって立場の変化に気づくこともある

前回は、成功しても嫉妬されずにリーダーとして成長していく人の特徴について、実例も踏まえながら述べました。

さらには、人物として育っていけばいくほど、他の人からの批判に耐える力も強くなります。

幸福の科学はマスコミに対して少々厳しいことを申し上げることもあるのですけれども、マスコミからさまざまな批判を書かれるということは、裏を返せば、「今、自分が他の人に対して影響力を与える立場に立っている」ことを、教えてくれているのだという見方もできるかもしれません。

確かに、自分自身では気がつかないこともあるでしょう。それまでの人生の延長で来ていると、自分では気がついていなくても、あるところでティッピングポイント、変化点があって、それを越えたら公人としてわきまえなければいけないという部分があります。ヒラ社員のときであればよかったものでも、そこから先は駄目という部分があるわけです。

しかし、そういうことには意外と気がつかないものなのです。そのことについて、社内で誰かが言ってくれる分にはいいのです。事前に言ってもらえたほうがまだよいのですが、それでもまだ分からないような人に対しては、外からマスコミがいろいろな記事を書くようになります。その結果、「まさか、私がやられるとは。自分のことを書かれるとは思わなかった」といったことが出てくるわけです。

それは、その人が公人になってきつつあることを意味しています。会社のなかのことだけではなく、今、世間との関係や国の方向性、経済の方向性、政治の方向性等のなかで、自分の会社、組織はどうあるべきかといったところについて、もう一段、考えなければいけない立場に立っているのだということです。

そういった意味では、マスコミが批判的に言ってくるうちの半分には、その人が成功したことを認めてくれているところもあるということでしょうし、残りの半分には、「あなたの立場であれば、この程度の批判に耐えられるぐらいの人間にならなければ駄目だ」と言っている面もあるでしょう。

もちろん、彼らが噓を書くこともありますけれども、使命感を持っているマスコミ人であるならば、「これは権力を持ちそうだな」「出世しそうだな」「多くの人に影響を与えそうだな」と感じたら、危ういと思われるところや欠点だと思われるところなどを見つけてブスブスと刺してきます。

やられる側としては、「他人なのに、よく、こんなことを言うなあ」と思うこともあるわけですが、もし、そうした兆候を感じたのであれば、それは、自分が変化しなければいけないときなのだということです。

会社のトップになれば、やはり、公人となるし、歌手や俳優、スポーツ選手等でも、人々の上に立つような立場になったら、同じようにチェックされます。

例えば、プロ野球において、かつてスター選手として有名だった人が麻薬をやったということで大騒ぎになりました。

こういうとき、警察等は容疑のかかった人を調べているうちに、本人も用心してきたかと思われる段階で、いったん包囲網を解除し、二年ぐらい泳がせておいて、本人が油断しきっているときに、バッと捜査に入って捕まえるようなことをするわけです。

マスコミにもそれと似たようなところがあると思います。静かだなあというときには、実は包囲していて、じっと調べていることがあり、かかってくるときには一斉にやるような感じの動きをするのです。

したがって、やはり、「自分に厳しく、周りをよく見て、変化しなければいけないときには変化する」ということを考えていかなければなりません。

大川隆法 Ryuho Okawa

幸福の科学グループ創始者兼総裁

幸福の科学グループ創始者 兼 総裁。1956(昭和31)年7月7日、徳島県に生まれる。東京大学法学部卒業後、大手総合商社に入社し、ニューヨーク本社に勤務するかたわら、ニューヨーク市立大学大学院で国際金融論を学ぶ。81年、大悟し、人類救済の大いなる使命を持つ「エル・カンターレ」であることを自覚する。86年、「幸福の科学」を設立。信者は世界100カ国以上に広がっており、全国・全世界に精舎・支部精舎等を700カ所以上、布教所を約1万カ所展開している。説法回数は2800回を超え(うち英語説法120回以上)、また著作は30言語に翻訳され、発刊点数は全世界で2400書を超える。『太陽の法』(幸福の科学出版刊)をはじめとする著作の多くはベストセラー、ミリオンセラーとなっている。また、映画「心に寄り添う。」(ドキュメンタリー・2018年5月公開)、「さらば青春、されど青春。」(実写・同年5月公開)、「宇宙の法-黎明編-」(アニメ・同年10月公開)、「僕の彼女は魔法使い」(実写・2019年公開)など、15作の劇場用映画を製作総指揮・企画している。ハッピー・サイエンス・ユニバーシティと学校法人 幸福の科学学園(中学校・高等学校)の創立者、幸福実現党創立者兼総裁、HS政経塾創立者兼名誉塾長、幸福の科学出版(株)創立者、ニュースター・プロダクション(株)会長、ARI Production(株)会長でもある。

大川隆法公式サイト

アユハ2018年12月号表紙 圧縮
続きは本誌へ