web-201804-柊さん

(試し読み)Interview『「嫉妬する女はブスになる」問題』著者 柊りおんさん “嫉妬は 「自分の心の見方」によって 起こる感情です。”

嫉妬の感情に苦しまないためにはどうしたらいいのでしょうか。感情マネジメントの講演や執筆活動を行い、これまで約3千人の怒りや不安と向き合ってきた柊りおんさんにお話を聞きました。

桜の下で感じた激しい嫉妬

いろいろな感情の中でも、「嫉妬」は自分の中で一番認めたくない感情だと思います。誰でも“自分は嫉妬している”とは思いたくないものですよね。

私は自分の嫉妬というものをはっきりと自覚した体験があります。それはシングルマザーになってすぐのころ、娘をベビーカーに乗せて桜を見に行ったときのことでした。ちょうど桜のシーズンで、レジャーシートを敷いてたくさんの人がお花見をしていたんですね。おじいちゃん、おばあちゃん、子供連れの夫婦、若いカップル。そうした人たちの姿を見たときに、“何て自分は不幸なんだろう”と思ったんです。それだけならまだしも、“みんな私と同じ孤独を味わったらいいのに”とまで思ってしまって、人の幸せを喜べない自分がいました。

そのころの私は、痴呆の症状が出ている父親の介護と、0歳の娘の育児のダブルケアに加えて、元夫との離婚裁判を進めていて、怒りや将来が見えない不安や幸せそうな周囲への嫉妬で毎日が本当につらく、自分でも“この嫉妬の感情をどうにかしないとダメな人間になってしまう”と、危機感を持ちました。そして、“この先、自分の感情をうまく扱えなかったらやっていけない”という切羽詰まった思いから、アンガーマネジメントやストレス関連の勉強を始めたのです。

「心のレンズ」が嫉妬を起こす

人は、自分が幸せなときや、物事がうまくいっているときは他人に嫉妬をしないものです。家庭も仕事も順調で、それこそ昇進したあとだったりしたら、同級生が起業して成功したとか、幼なじみが結婚したという話を聞いても“よかったね”と言えますよね。でも、自分がボーナスを削減されたり、同期が先に出世したあとだったりしたらどうでしょうか。妬みが湧いてしまうと思いませんか? 実は嫉妬というのは、他人の成功や幸せが原因で起きるのではなく、自分の心の見方で起こる感情なのです。……

本誌にはこの続きのほか、以下のようなお話が掲載されています。
・自分の「正義」にこだわりすぎていない? 心のレンズのチェック方法
・ちょっとした視点の違いで、嫉妬を前向きな力に変える
・嫉妬から解放されるとハッピーになれる
・嫉妬しない自分になるレッスン1、2
・コラム

『「嫉妬する女は ブスになる」問題』

『「嫉妬する女は ブスになる」問題』

柊 りおん 著/サンマーク出版  ¥1,404

4月号表紙アイキャッチ
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記事DATA

柊 りおんさん 

Officeテオーリア代表

中央大学総合政策学部卒。外資系企業で通訳業務などを担当後、東日本大震災で被災し「今」を大切に生きるために転身を決意。現在は、感情マネジメントの講演や執筆活動を行い約3千名の怒りや不安と向き合う。離婚・育児・介護を同時に抱え精神的に苦労した経験から、心理学×行動経済学をベースにした「感情美人学」を提唱。著書に『欲しい未来が手に入る怒りのコントロール術・感情美人になれる7つの扉』(光文社)、 『「嫉妬する女はブスになる」問題』(サンマーク出版) 、『彼氏にフラれ仕事もクビ。人生詰んだので「成功の経済学」で運命変えることにした』(主婦の友社)がある。

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