web-201712-座談会

【試し読み】読者ママの「傷つきやすい人」「傷ついたとき」座談会

独身時代は仕事、結婚・出産後は親戚やママ友との付き合い、PTA、習い事……。人間関係があるところに、傷つきやすい人&傷つけられる経験あり! 仕事に子育てに大忙しの読者ママ3人が、「傷つきやすい人」対処法から自分が「傷ついた」エピソードまで、幅広くおしゃべりしました。

Aさん(41)幼児個別指導塾経営
9歳の息子と8歳・6歳の娘のママ。お受験教室勤務の経験を活かし、幼児個別指導塾を経営。
Bさん(28)専業主婦
1歳の双子の男の子のママ。元スポーツジムインストラクター、現在は子育てに追われる専業主婦。
Cさん(37)出張ネイリスト
3歳の娘のママ。産前はネイルサロンの雇われ店長。育児のかたわら出張ネイリストとして活動。

突然の手のひら返し?

 私が出産前に働いていたスポーツジムは、いろんな世代のインストラクターさんがいて、私の補助で入った方も、ふた回りくらい離れていたんです。でもすごく人当たりがよくて、「仲良くやりましょうね」とおっしゃるので最初はホッとしていたんですけど、ランチを一緒に食べようとか、終わったらどこかに行こうとか、やけに距離を詰めてくるんです。
 へー。

 まぁいいかなと思って仲良くしていたら、あるときお客様からその方にクレームが……。上司にあたる私から指導することになったんですが、伝えた瞬間、一気に態度が変わって、それからは口もきいてくれず、他のインストラクターさんに「Bさんはひどい」とか、「教え方が悪い」とか、悪口を言われてしまって。
 ひゃ~。

 私も若かったので、ストレートに指導してしまったのも悪かったんですが、態度がガラッと変わって驚きました。傷つきやすい人はたぶん依存心が強いので、必要以上に距離を詰めてくるんですね。それに気づかずに仲良くしていたので、よくなかったなと。今はどんな方とも距離感を意識するようにしています。
 経験すると、そうやって智慧がつくよね。私も前の職場にすごく繊細な後輩がいて、話を聞いているうちに私までずーんと暗くなってしまって。

 同調しすぎちゃったの?
 そうだと思う。「この子を助けなきゃ」って、〝浮上〟させようと一生懸命だったの。でも共倒れになって、仕事にまで影響してしまって……。限界だと思って距離を置こうとしたら、一気に敵意を持たれたの。
 やっぱり! すごく極端ですよね……。

 「もう無理!」と思って、その教室は辞めて。次に勤めた教室でも同じような後輩に悩み相談をされたんだけど、「今度は一緒に堕ちないぞ」と、同調しない・話を聴きすぎないと決めたの。もちろん本当に元気になって、心の傷が癒えますようにって思いで、「大丈夫だよ」と励まし続けて。そうしたら少しずつ浮上してきたんだよね。

 前回の経験を糧にして、対処法を変えたんだね。それに「大丈夫」って本気で信じてないと、言い続けられないよね。
 うん。それに私も、前の教室を辞めて次の教室に勤めるまでに、すごく傷ついて落ち込んだことがあって。でも言い訳をやめて、過去を振り返って自分のよくないところを反省したりしていたら、今の環境と、夫や周りの人に心から感謝ができて、浮上した。それで「みんな絶対に立ち直れる!」って確信したの。今もその子から電話やメールが来るけど、とにかく話を聞いて「大丈夫、大丈夫」って言い続けてる。

本誌では他にも以下のような項目が掲載されています
・見えないシャッターが!
・SNSでつながる傷つきやすい人
・傷ついたら、そこから何を学ぶ?