web-201711-ゲボルギャンさん

【試し読み】海外に暮らす読者の 英語学習STORY

英語は世界中の人たちを理解し、愛するためのツールです。


海外に住みたい!

 24歳のときにワーキングホリデー制度を利用して、カナダのトロントで働きながら英語を学んだゲボルギャン咲さん。ホストファミリーの友人だったホヴァネスさんに英語を教えてもらっているうちに意気投合して国際結婚し、現在は息子のノアくんと3人でトロントに住んでいる。
 「子供のときに、緑豊かで大きな家がある、美しい海外の街並みを雑誌で見て、〝いつか海外に住みたい!〟と思っていました。海外の文化や音楽も好きだったので、大学では英語コミュニケーション学科を専攻し、在学中はオーストラリアへ3カ月間留学もしました。社会人になってからはホテルのバーテンダーをしていたのですが、海外の観光客と接するうちに本格的に英語を学びたいと思うようになり、ワーキングホリデーでカナダへ。まさか国際結婚までするとは思いませんでしたが(笑)、今は海外に住むという夢を叶え、愛する家族と一緒にトロントに住めてとても幸せです」


英語上達のコツは
インプット&アウトプット

 ワーキングホリデーでは、トロント市街にあるESL(English as a Second Language)という留学生が通う英語教室に3カ月間通い、英語を猛特訓。
 「クラスには日本人もいましたが、早く英語が話せるようになりたかったので、日本人とは話さず、休み時間なども積極的に外国人と話すようにしました。常にペンとノートを持ち歩いて、分からない言葉があれば『それってどういう意味?』と素直に聞く。そしてインプットしたら、すぐに会話で使うようにして、英語を身に染み込ませるようにしました。そうやって覚えた言葉は印象に残るので、なかなか忘れないんですよね。でも、スピーキングだけでは高いレベルまで上達できないので、リーディングやライティング、リスニングもバランスよく勉強するように心がけました」
 ESLの課程を終えると、咲さんはダウンタウンのコーヒー店でアルバイトをし、さらなる語学力アップに励んだ。地元の人々と触れ合い、トロントで生活するなかで、カナダという国の〝器の広さ〟を感じたとか。
 「カナダはさまざまな国のさまざまな民族が暮らしているため、〝人種のモザイク〟と呼ばれています。特にトロントは、人口の約半分が移民といわれているそうです。海外へ移住すると生活習慣やしきたりまでその国のルールに染まっていくことが多いと思いますが、カナダという国を愛しながらも母国の文化も大切にして、ほかの民族の人たちとも仲よく住むのがカナダスタイル。街にはイタリアの移民が作った〝リトルイタリー〟やギリシャ移民の〝グリークタウン〟、中国移民の〝チャイナタウン〟などのコミュニティーがあり、さまざまな国の文化が共存しています。それらを尊重し、受け入れる広い器を持っているところが、カナダの最大の魅力だと思います」

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アユハ11月号表紙
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