web-201710-油井さん

【試し読み】セットアップ的にも着回したい クラシックチェックのスーツ「希望の洋服店 M SELECT」Vol.12

「パートナーをもっと美しくオシャレにしたい」――そんな女性たちの願いを叶えるファッションコラム。メンズファッション業界の裏側を知り尽くした油井誠氏が、女性読者とそのパートナーのファッションセンスUPをお手伝いします。

「Set-up」は「組み立て」の意。同じ色柄素材の上下でも、それぞれが単品売りで、アイテムごとにサイズ違いを選べるのが魅力です。スーツもセットアップ的に分解して、単品アイテムとして着回すことができます。例えばスリーピースなら、スーチング以外にジャケット、ベスト、パンツと少なくとも4種類の違った着こなしが楽しめるはず。スーツは制服のごとく必ず一緒に着るもの、という思い込みはないでしょうか。
 
日本でもっとも多くの男性に親しまれているスーツの色柄は、紺無地だと思われます。イタリアの“お洒落野郎”もネイビー系が大好きですが、日本人より鮮やかなブルー系を好む傾向が。地中海に面した国は光が違うのでしょう。無地のスーツを単品分解して着回すのはもちろん、柄物のスーツならさらに着こなしの幅が広がります。柄物はキャラが濃い分、ジャケット・パンツのコーディネート向きなのです。……

アユハ10
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記事DATA

油井誠 Makoto Yui

長野県生まれ。関西外国語大学外国語学部英米語学科在学中にアメリカへ留学。卒業後、セツモードセミナーで絵と服飾デザインを学び、編集記者、ファッションモデルエージェントを経てファッション業界へ。メルローズのプレスを皮切りに、Men’s Melrose、TAKEO KIKUCHI、パーリーゲイツのメンズデザイナー、伊勢丹研究所のメンズコーディネーター、ラコステのメンズMDチーフ、リーバイ・ストラウスジャパンのバイヤー、MDプランナーなどを務める。現在はフリーランスとして活動中。