web-201710 岡野宏

【試し読み】心を動かす眉「岡野宏のビューティーレッスン さあ、はじめましょうか!」第6回   

40年にわたりNHK美粧部に在籍し、国内外の女優や政治家などのメークアップに携わってきた岡野宏さんが考える「魅力ある人」とは? さあ、一緒に美しさへの一歩を踏み出しましょう。

読まれている眉

眉は、自分の意志で形を変えることができるパーツです。
「眉を見られていると、心を見透かされている気分」という方がいらっしゃいましたが、その通りで、眉は相手に読まれています。

眉は健康のバロメーター

かたせ梨乃さんと3カ月間、仕事をご一緒していたある日、調子が悪そうだったので声をかけました。
「あら、どうして分かったの?」
「くたびれていると眉がいつもより下がり気味になるんです。それと、描かれた眉が、強く一本調子になっているのは疲労がたまっている表れです」
体調不良を隠そうと、つい強く濃く描いてしまったのでしょう。眉は健康のバロメーターにもなっています。

人を遠ざける美しい眉

ある大使館の窓口担当の女性職員ふたりから相談されました。
「私のいる窓口は空いているのに、彼女の方ばかり混雑してしまって……」
そう言った彼女の眉は、きれいに整えられ、産毛も剃られ一分の隙もありませんでした。一方、列が連なる女性の方は……

イラスト: © K’s color atelier

アユハ10
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記事DATA

岡野宏 

岡野宏先生

1940年、東京生まれ。テレビ白黒時代よりNHKアート美粧部に在籍。40年以上にわたり、国内外の俳優だけでなく、田中角栄をはじめとする歴代総理、松下幸之助、本田宗一郎、盛田昭夫などの経営者や、川端康成、司馬遼太郎などの文化人まで、延べ11万人のメイクやイメージづくりを行う。“「顔」はその人を表す名刺であり、また顔とは頭からつま先までである”という考えのもとに行うイメージづくりには定評があり、吉永小百合の代表作となった「夢千代日記」のメイクや市川海老蔵のデビューイメージ指導も担当。NHK大河ドラマ、紅白歌合戦等のチーフディレクターを務め、2000年にNHK退所後は、キャスターや政治家、企業向けにイメージアップの研修や講演活動などを国内外で行っている。選挙ポスターを担当した議員は必ず当選すると言われ、「縁起がいい」と美濃部亮吉元東京都知事から記念撮影をねだられたこともある。著書に『一流の顔』(幻冬舎)、『渡る世間は顔しだい』(幻冬舎)、『トップ1%のプロフェッショナルが実践する「見た目」の流儀』(ダイヤモンド社)、『心をつかむ顔力 コンプレックスを強さに変える法則』(PHP研究所)等。