web-201709-竜の口さん

【Close up】 竜の口法子「信仰に生涯を捧げる決意」

幸福の科学学園で宗教教育を担当する竜の口法子(たつのくちのりこ)さん。生徒や卒業生たちと真摯に向き合い、ときには悩みに答え、叱咤激励し、一緒に涙する“学園の母”として生徒たちや保護者から親しまれている。その素顔と、教育にかける情熱の原点に迫る。

「今日は今まで言ってなかったこと、全部話しちゃいますね(笑)」。本誌連載でもおなじみの笑顔で開口一番、こう話した竜の口法子。もがき苦しんだ高校時代の挫折経験、幸福の科学の教えを信じる友人を心ない言葉で傷つけてしまった大学時代、そして出家者としての力不足に悩んだ日々――今は幸福の科学学園で生徒たちと接する喜びに満たされている竜の口が、その半生を赤裸々に語った。

「なぜ私は生きているの?」

竜の口法子は1969年、会社員の父と美容院を経営する母のもと、静岡県静岡市に生まれた。小さいころから元気で丈夫な子供だったという。

「泣き虫でしたが(笑)、熱を出したり風邪をひいたりすることはほとんどありませんでした。足が速かったので、小学校の運動会では毎年、選抜リレーのメンバーに選ばれていたんです。子供のころは運動会で目立つとヒーローになりますし、 “ムードメーカー”でもあったので、みんなが推薦してくれて、学級委員長も毎年やっていました」

小学校は6年間、無遅刻無欠席無早退。中学3年生まで毎年、学級委員長を務めた。中学校では陸上部に所属し、ハードルの選手として活躍。成績も優秀で、将来の夢はアナウンサーか通訳、学校の先生だった。希望に満ち溢れたまま陸上部が強い高校に進学したが、そこから暗黒時代が始まった。

「入学したぐらいから、自分の存在価値がわからなくなって。『生きていて意味があるんだろうか』などと考え出すと止まらなくなり、クラスでも孤立するようになってしまったんです。陸上部も続けていましたが、腰を痛めて走れない日々にさらに劣等感が強くなりました。授業中に突然涙が出てきて、友達や先生に『なんで泣いてるの?』と聞かれても答えられないんです。食事もできず、体重はどんどん減り、家ではずっと部屋に閉じこもっていました」

「私は誰からも必要とされていないんじゃないか」――考えれば考えるほど、ブラックホールに堕ちていくような感覚だったという。学校で、何人もの先生に生きる意味や勉強の意味を問うたが、納得のいく答えはもらえなかった。

「勉強だけは、『やらないと生きている意味がないのかな』と思って頑張りました。おかげで総代で卒業できましたが……。通学路に全長500メートルほどの橋があり、強風の日は自転車をこぐのもやっとなのですが、体重が減っていたので、雨の日に車の風圧に煽られ水たまりに倒れたこともあります。びしょ濡れになりながら、『私なんか、本当に生きている価値がない』と泣きました。思い出すと、あのころも両親や友達、先生など多くの方から愛されていたんです。でも当時はそれに気づく余裕もありませんでした」

刹那的な生き方から幸福の科学の熱烈信者へ

高校を卒業した竜の口は、大学進学のために上京。寮生活が始まった。
「もう暗い日々を送りたくなかったので、大学では、自分が生まれた意味などの“自己の探求”はやめようと決めました。心にフタをして、目の前の楽しいことに集中する“嘘っぽい光明思想”で、刹那的に生きていたんです」

アルバイトも始め、当時流行っていた六本木のディスコに足を運ぶなど遊びに夢中になった。そんななか、友達が幸福の科学の信者となり、竜の口に「本を読んでみない?」と勧めてきた。
「おっとりしたやさしい子だったので、心配して『宗教なんて、騙されてるんじゃないの』などと言ってしまったんです。でも彼女は怒らず、教えを話したり、月刊誌や大川隆法総裁の書籍を渡したりし続けてくれました」

しかし、時折訪問してくる新興宗教の勧誘に疑問を持っていた竜の口はある日、こう言ってしまう。
「『人のため』『誰かのため』とか言ってるけど、結局は自分のためにやってるんじゃないの? 偽善者だよ」
竜の口の拒絶とはうらはらに、共通の友人たちは次々と教えに感動し、信者になった。

―――続きは本誌をご覧ください―――

 


 

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記事DATA

竜の口法子 Noriko Tatsunokuchi

幸福の科学学園宗教教育担当

1969年静岡県生まれ。文教大学文学部を卒業後、学習塾講師を経て幸福の科学に出家。専務理事、幸福の科学出版(株)副社長、幸福実現党女性局長などを歴任し、2012年より現職。本誌にて「竜の口法子の学級日誌」(p.90)を連載中。