web-201707-油井さん

Vol.9 「父の日のシャツとバラは感謝と賛美のしるし」

6月第3日曜日の「父の日」は、5月の「母の日」同様、アメリカ生まれ。1909年にソノラ・スマート・ドッドという女性が、男手ひとつで育ててくれた亡き父・ウィリアムへの感謝から、父の誕生日に教会で礼拝をお願いしました。墓前には白いバラを手向けたそうです。翌年、YMCAの青年たちは、自らの父を讃えて父親が他界した者は白いバラを、健在な者は赤いバラを身につけました。
人生の問題集として、両親との間に愛の葛藤を抱える人は多く、親と同じ年代になって初めてわかることや、親が亡くなってから気づくこともあるものです。両親への反省と感謝は「生涯続く公案」のようなもの。健在なうちに感謝を伝えられる人は幸せです。仕事での上司との関係にも、親との関係性が影響しているそう。目上の人の存在を「ありがたい」と思えるかどうか。そこに鍵があるかもしれません。
日本では6月は梅雨入りですね。シャツは直接肌に触れるので、下着と同じく消耗品。定期的に買い替えないと、皮脂が酸化して特有のニオイになることも。今年の父の日には、家族のために働くお父さんに、シャツとバラをプレゼントしてみてはいかがでしょうか。
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油井誠 Makoto Yui

長野県生まれ。関西外国語大学外国語学部英米語学科在学中にアメリカへ留学。卒業後、セツモードセミナーで絵と服飾デザインを学び、編集記者、ファッションモデルエージェントを経てファッション業界へ。メルローズのプレスを皮切りに、Men’s Melrose、TAKEO KIKUCHI、パーリーゲイツのメンズデザイナー、伊勢丹研究所のメンズコーディネーター、ラコステのメンズMDチーフ、リーバイ・ストラウスジャパンのバイヤー、MDプランナーなどを務める。現在はフリーランスとして活動中。