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自我が芽生える時期のしつけは、どうすればいい?(3歳の場合)【子育て110番】

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子どもが間違った行動をしたそのときに「それはしてはいけないよ」と教えることが、大人の役目です。

2~3歳は、自我がどんどん芽生えてくる時期ですね。昨日まで従順でおとなしかった子どもが、「自分で!」「これはわたしの!」「あっちに行ってて!」と激しく自己主張を始めます。ママはびっくりして、「こんな子じゃなかったのに……」「性格が悪くなったのかしら」と悩んだりしますが、そうではありません。これは、子どもが「ママとは別の自立した個性」として順調に巣立つための第一歩です。人が一生という長い時間を力強く生き抜くために、幼児期にちゃんと自我が芽生えることがどうしても必要なのです。

ただし、自我の欲求のままに行動する子どもを、野放しにしていいわけではありません。行動半径が広がるこの時期、「これは、していいこと」「これは、してはいけないこと」というしつけを、親が言葉と態度で毅然と教えることも大切です。3歳前後の子どもが、「これをやったらどうなるか」「相手はどう思うか」と、後先を考えて行動することは難しいですね。だからこそ、子どもが間違った行動をしたそのときに「それはしてはいけないよ」と教えることが、大人の役目なのです。

よその子の玩具を奪い取る。人に物をぶつける。かんしゃくを起こして相手を突き飛ばす。ママを叩く。玩具売場で「買って」と泣き叫ぶ……。分別のある大人が「やってはいけない」と思うことは、たとえ幼児であっても「やってはいけない」のです。それは、3歳ならもう理解できます。まず子どもの動きを止め、目を合わせて、「やってはいけないよ。なぜなら……」と、真剣に、かつ簡潔に、堂々と教えてあげてください。

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奥田敬子 Keiko Okuda

早稲田大学第一文学部哲学科卒業。現在、幼児教室エンゼルプランVで1~6歳の幼児を指導。毎クラス15分間の親向け「天使をはぐくむ子育て教室」が好評。一男一女の母。