web-201705 天国に還るための心構え

生きているうちに知っておきたい 天国に還るための心構え

これまで数々の研修や祈願の導師として、多くの人々の
宗教的境地を深めるサポートをしてきた横浜正心館の人気講師・吉田美智子さんに、
天国に還るための条件やすぐに実践できるポイントを伺いました。

 

生きているときの心境で
死後の行き先が決まる

 どんな人でも、この世からあの世に持って還ることができるのは、自分の心だけです。そして、天国に行くか地獄に行くかは、生きているときにどのような心境で過ごしたかで決まります。
 あの世に還ると、自分の人生を1時間ほどで見せられます。そこでは、実際に行ったことや話したことだけでなく、心で思った“声”もスクリーンに映し出され、それは先にあの世に還った縁のある人たちも一緒に見ています。心の美しさや素晴らしさが伝わってくるシーンでは拍手が起こり、「あの人の顔は見たくない」などと思ったシーンでは、心が地獄に通じているのが分かり、恥ずかしい思いをするのです。
 どちらのシーンが多いかは一目瞭然ですから、周りの人の反応も見ながら、天国と地獄のどちらかふさわしいと思う方を自分で選びます。

 

「天使の心」を目指して

 では、どのような心で生きれば天国に還れるのでしょうか。分かりやすいイメージは、「天使の心」です。「天使はどんな人だと思いますか」とお聞きすると、皆さん「やさしい」「かわいい」などとおっしゃいます。天使のイラストやグッズを見ても、怖い顔の天使はいません。やさしそうな笑顔が印象的ですよね。そう考えると、明るく生きること、笑顔で人に接すること(和顔愛語)がどれほど大事かが分かります。
 自分だけでなく人の幸福も願える人や落ち込んでいるとやさしくしてくれる人、励まして、やる気を引き出してくれる人。あなたの身近に、そんな天使のような人はいませんか。そのような人と同じようになりたいと思い、“波長同通”しようと意識することで、次第に天使のような心に近づいていけると思います。
 そう意識しはじめると、天国的なふるまいやしぐさを見つけやすくなります。例えば、一流ホテルのドアマンの笑顔はいつも心を温かくしてくれますし、エレベーターガールの言葉遣いや抑揚はとても美しく、心を穏やかにしてくれますよね。
 また、“見返りを求めない、与えきりの存在”に気づくこともとても大切です。花が美しく咲くのは褒めてもらうためではありません。私たちが生きるために必要な空気や風や水も、当たり前のようにありますが、そうした存在に感謝することも、天国にふさわしい心の持ち方だと思います。
 幸福の科学の精舎は、天国そのものを感じることのできる場所です。横浜正心館に初めて来た方は、「本当にきれいですね」「気持ちがいい」と言われます。大川隆法総裁は著書『宗教の挑戦』で「すべての者が、(中略)必ず天国から生まれ変わってくることになっています」と説かれていますが、皆さん天国がどういうところかを本能的に知っていて、精舎に届いている天上界の光がお分かりになるのでしょう。

 

心から「天国に還りたい」と決意する

 天国に還るために大切なことのひとつは、「天国に還りたい!」と心から思うことです。そのときに、これまでの人生で自分がどのような心で生きてきたかを振り返ってみてください。「もしかしたら自分は天国に還れないかもしれない」と思った方も、心配はいりません。何が問題なのかに気づくことができたのですから、あとは心を変えていけばいいのです……

五月号表紙
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