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「イライラママ」にバイバイしましょ♪ 子育て110番 カッとならない方法 ②

朝、自転車の前に下の子、後ろのシートに上の子を乗せて、幼稚園に向かってすごい形相で全力ダッシュするママ。ところが、あなたの前方には腰の曲がったおばあさんが、ゆっくり、ゆっくりと歩いています。歩道は狭くて追い越すのは危険です。
さて、あなたはどんな心境になるでしょう。ついイラッとなって「リンリン!」とベルを鳴らしますか? いえいえ、おばあさんに対してそんなことはできないから、焦りをわが子にぶつけて「あなたの支度が遅いから幼稚園に遅れちゃうでしょ!」なんて言っちゃいますか? それとも、自転車を下りて「すみません」と頭を下げながら、おばあさんの横をゆっくり通り抜けますか?
時間の余裕、気持ちの余裕をなくしていると、普段はやさしいママでも、ついイライラしたりカッとなったりしがちですね。そして、おだやかな美しい心を忘れがちです。
もし、自分の心が、クルクルとコマのように忙しく回っていると感じたら、ちょっと立ち止まってみてください。深呼吸して、肩や背中の力を抜いて、まわりの景色を眺めてみましょう。それだけでも、心は、落ち着きを取り戻します。そして、「あれ、最近イライラしていたな。子どもにも、きつく当たっていたな」と、自分を客観的に見つめることができるようになってきます。時間に余裕のある人、気持ちに余裕のある人は、人を待ってあげられます。相手の気持ちや事情を汲んであげられます。おおらかな気持ちで許してあげられます。人のために何かをしてあげたくなります。そうした美しい心境でいられます。イライラママとバイバイするための第一歩は、まず「余裕のある心は美しい」と認識することかもしれませんね。

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奥田敬子 Keiko Okuda

早稲田大学第一文学部哲学科卒業。現在、幼児教室エンゼルプランVで1~6歳の幼児を指導。毎クラス15分間の親向け「天使をはぐくむ子育て教室」が好評。一男一女の母。