希望の洋服店

希望の洋服店 M SELECT Vol.6 「本当は大切なメンズアンダーウェアの世界

「パートナーをもっと美しくオシャレにしたい」――そんな女性たちの願いを叶えるファッションコラム。メンズファッション業界の裏側を知り尽くした油井誠氏が、女性読者とそのパートナーのファッションセンスUPをお手伝いします。

「旦那の下着は3枚千円のコスパで充分」と思っていませんか? 見えない部分の節約はわかりますが、男のパンツって実はとても大事なアイテムなのです。直接肌に触れるので、カラーや素材から影響を受けやすく、着用感が合わないと機嫌が悪くなったりするもの。
勝負下着は決まって赤という人もいますが、赤の積極性、黄色の朗らかさ、ブルーの落ち着きなど、色の波長に後押しされる感じは確かにあります。たとえリーズナブルなものでも、カッティングや素材が合えば快適ですが、早めに「パワーが落ちる」気はしますね。風水的にも古い下着を使い続けるのはよくないそうですよ。日本の製造業を応援する意味でも、私はちょっと高くてもなるべく日本製を買うようにしています。
アーユルヴェーダでは、尾骨(びこつ)から背骨を通って頭頂まで7つのチャクラがあるとされます。尾骨あたりにある「第一チャクラ」は「赤」で「粘り強さ」や「生命力」を、仙骨(せんこつ)あたりにある「第二チャクラ」は「オレンジ」で「自立心」や「ゼロからの創造性」を受け持っているそうです。それらの部分を直接包み込む下着ですから、何らかの影響を及ぼしても不思議はありません。あくまで心の調整が第一ですが、色心不二の地上では肉体からのアプローチもあるわけです……

四月号表紙
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油井誠 Makoto Yui

長野県生まれ。関西外国語大学外国語学部英米語学科在学中にアメリカへ留学。卒業後、セツモードセミナーで絵と服飾デザインを学び、編集記者、ファッションモデルエージェントを経てファッション業界へ。メルローズのプレスを皮切りに、Men’s Melrose、TAKEO KIKUCHI、パーリーゲイツのメンズデザイナー、伊勢丹研究所のメンズコーディネーター、ラコステのメンズMDチーフ、リーバイ・ストラウスジャパンのバイヤー、MDプランナーなどを務める。現在はフリーランスとして活動中。