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偉人たちの夢エピソード「マルク・シャガール」

世界的に有名な偉人のなかから、夢にまつわるエピソードを持った5人をご紹介します。

幻想的な夢の世界を描いた画家 マルク・シャガール

世紀を代表する画家のひとり、マルク・シャガール。
ロシア(現在のベラルーシ)の貧しいユダヤ人の家庭に生まれたシャガールは、二度の世界大戦やユダヤ民族迫害などの激動の時代を生き抜き、作品を発表し続けた。

空を飛ぶヤギや魚、空中に浮かぶ逆さまの家、ふわふわと浮かぶ恋人たち……。どこか夢の世界を髣髴とさせる幻想的な作品は、シャガールが実際に夢で見た風景にインスピレーションを受けて描いたものも多い。

シャガールは霊的な感応力が強く、睡眠中に幽体離脱を何度も経験したといわれる。彼の代表作に多数見られる、空を飛んでいる状態を描いた作品も、睡眠中の体験を表現したものだという説もある。

幼少期を過ごしたロシアの風景や動物たち、最愛の妻、そして夢で見た世界を天性の色彩感覚で描き、97歳で永眠するまで精力的に絵を描き続けたシャガール。

生涯のほとんどを創作活動に費やしたシャガールの遺した膨大な名作の数々は、今も世界中で愛され続けている。

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