幸福論イメージ2016011月号

結婚の心得について 第3回「結婚生活を長続きさせる 『人生観の一致』」(2017年1月号)

2016年7月19日、幸福の科学・総合本部礼拝室で説かれた法話から抜粋してご紹介します(全7回)。

「結婚に対する考え方」が
本人と親で異なる場合の対処法

 前回は、「結婚とお付き合いは別」と考えていた商社レディーたちの話など、時代によって変わる恋愛観・結婚観について述べました。
 私の基本的な考えとしては、「現代ではあまり結婚がうまくいかないことが多いので、結婚の条件をだんだん狭めていった結果、『当人同士で決める結婚』が増え、核家族化してきたのではないか」というふうに思っています。
 結婚の際、「本人の条件」に「家の条件」が重なり、自分と親の意見が違ったり、相手も本人と親とで意見が違ったりする場合、掛け算すると〝順列組み合わせ〟ができるくらい条件の数が増えます。
 また、両親で意見が違うとなると、さらに順列組み合わせ的に違いが出てきて、その兄弟や親戚まで意見を言い出したら、もっと収集がつかなくなってくるでしょう。
 そういうわけで、「本人たちだけで決める結婚」がフィフティー・フィフティーの条件になるので楽は楽です。
 確かに、親の意見が出てくると結婚は難しくなる傾向はあります。少し時代がずれてはいるので、あまりに親と意見が合わない場合、責任を取るのは本人なので、本人の意見を中心にするべきだろうとは思います。
 ただ、親の意見は参考になる面もあります。親の意見を参考にする利点としては、親は人生経験があるので、自分自身の失敗や世間の人たちのいろいろな失敗をよく見ていることです。そういう経験値から意見を言ってくれるので参考になることもあるのです。
 現代では、結婚は最終的には本人で決めなければいけないだろうとは思っていますが、長い結婚人生を考える上では、「親の考えとずれすぎた結婚」というのも、それなりに厳しいものです。
 親子の縁は、切ろうと思っても、そんなに簡単に切れるものではありません。
 やはり冠婚葬祭や病気など、いろいろなところで「家族のつながり」がどこかに残っていて、完全には切れないものがあるのです。
 ただ、親と子供の職業の間に大きな隔たりができてしまっている場合、考えが合わないこともあります。
 そのときは、結婚する側の考えになるべく合わせていったほうがいいのではないかと思います。
 そのあたりはある程度、親が諦めたり、妥協したりしないといけない面もあるのではないでしょうか。

結婚相手の条件にも
個人差がある

 私の若い頃は、結婚相手の条件として〝3K〟ということが言われていました。
 「きつい」「汚い」などの意味の〝3K〟ではなく、「高学歴」「高収入」「高身長」という意味の〝3K〟です。学歴が高く、収入が高く、身長も高い男性が良いということが言われていた時代ではありました。
 当時、友人の結婚などを見ていると、結婚の基準はいろいろでした。
 純粋に恋愛結婚で決める方もいれば、出世へのステップとして、自分の家の側にはないようなものを手に入れるための結婚をされる方もいました。
 例えば、役人になったような人の場合、もちろん学生時代から付き合っていた人と結婚する人もいましたが、政治家の娘や孫娘などと結婚する人がいました。
 そういう場合、大抵は、将来政治家になることを考えた上での結婚でしょう。
 政治家志望ではない場合、当時の役人の給料があまり高くなかったので、東京の「家持ち、土地持ち、金持ち」の女性で、頭のほうはほどほどで我慢して、容姿がよく、お金がある家の女性と結婚するような、田舎出身の秀才も多かったとは言えます。
 私自身は、どちらかというとセルフ・ヘルプ型の人間だったので、〝棚ぼた式〟で何かが入ってくることがあまり好きではありませんでした。自分で〝条件〟をつくっていくタイプだったので、相手にそういうものを求める気はあまりなかったのです。
 当時、私の同級生が順繰りに政治家の娘との結婚をすすめられたり、相手に持参金があるというような話もあったりしましたが、そうしたことで心はまったく動きませんでした。
 人間には、やはりタイプの違いというものがあるので、そこは見極めていったほうがいいのではないかと思っています。

「結婚前の揉めごと」が
家庭問題の発端になることも

 特に、結婚相手を選ぶ場合、個人としてはよくても、家族や親族の問題、宗教が関わる信仰の問題がけっこう引っ掛かってくることがあります。「信仰のところが一致しないので結婚ができない」ということがあるのです。……

大川隆法 Ryuho Okawa

幸福の科学グループ創始者兼総裁

1956(昭和31)年7月7日、徳島県に生まれる。東京大学法学部卒業後、大手総合商社に入社し、ニューヨーク本社に勤務するかたわら、ニューヨーク市立大学大学院で国際金融論を学ぶ。81年、大悟し、人類救済の大いなる使命を持つ「エル・カンターレ」であることを自覚する。86年、「幸福の科学」を設立。2016年には立宗30周年を迎え、信者は世界100カ国以上に広がっており、全国・全世界に精舎・支部精舎等を700カ所以上、布教所を約1万カ所展開している。説法回数は2,500回を超え(うち英語説法100回以上)、また著作は28言語以上に翻訳され、発刊点数は全世界で2,200書を超える。『太陽の法』(幸福の科学出版刊)をはじめとする著作の多くはベストセラー、ミリオンセラーとなっている。また、映画「さらば青春、されど青春。」(2018年初夏公開)など、12作の劇場用映画を製作総指揮している。ハッピー・サイエンス・ユニバーシティと学校法人 幸福の科学学園(中学校・高等学校)の創立者、幸福実現党創立者兼総裁、HS政経塾創立者兼名誉塾長、幸福の科学出版(株)創立者、ニュースター・プロダクション(株)の会長でもある。

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