仕事術

トランスフォーム仕事術 「トランスフォーム家事術①」

トランスフォーム仕事術とは、「コツを知り、量をこなしていって、仕事の質をガラリと変える」仕事術のこと。
今回は、仕事場ではなく、家庭でのタイムマネジメントについてです。

トランスフォーム家事術①

家庭でもタイムマネジメントしてみましょう

家庭でこそタイムマネジメントを

職場で上手な時間活用が必要なのは、言うまでもないことでしょう。“時間短縮法”なんていう法律は存在しませんが、仕事の効率化はいつでも欠かせません。ただ、職場では自明でも、いざ家庭となるといかがでしょうか?
時間活用の研修に来る人たちでさえ、意識して仕事のスケジュールを立て、その上でキチンと仕事をしている人は半分に満たないのです。ですから、家庭でスケジュールをしっかり立てる人は、ごく少数なのではないでしょうか。
あなたはいかがですか? 家庭でタイムマネジメントなんてしていないという方が大多数だと思いますが、安心してください。これからそのコツをお伝えしていきます。シンプルで難しくありませんよ。

スケジュールを立てる

学生のころは、時間割がありましたね。それに従って勉強したら、少なくとも学期ごとに学ばなくてはいけないことは身につくものです。もちろん、集中して意欲を持って取り組むことが前提です。
家庭のスケジュールの基本も似ています。まずは、必ずやるべきことを「リスト化」「見える化」しましょう。その上で、時間割を作ります。
ただし、朝から晩まで分刻みにしてはいけません。「これだけはやらねばならない」ということのみを書き出し、その「始まりと終わりの時間」を決めます。
しなければいけないこと、たとえば、洗濯、子どものお弁当作り、あなたのメイク、運動、資格試験の勉強等々、人によって違いますが、家庭のなかであなたの優先度の高い用事は、「いつやるのか」を決めておくのです。
ポイントは、始まりだけでなく、「終わりの時間」も必ず決めておくこと。そうしないと、だらだらすることになりかねません。
とくに家庭の中では、ややもすると、テレビ、ゲーム、インターネットや長電話などが職場よりも行いやすい環境にあります。これらに、いたずらに流されないためにも、何時までに終わらせるのかを、あらかじめ決めておくのです。

家庭スケジュール

ブランクタイムの効用

家庭のタイムマネジメントは、前述の「どうしてもやること」だけ時間割を組み、あとはブランクで構いません。
ここでおすすめしたいのは、ブランクタイムに「やりたいことを自由にする」ことです。思いつきでいいですし、やりたいことをメモしておいてもいいです。しかしあくまでも、時間割の外の自由時間ですから、決めすぎないこと。
ちょっとハーブティーでもいれようかな、あっ、あの本読んでおこう、少しウォーキングしよう、ヨガのポーズに挑戦……というように、ゆったり、まったり、縛られずにのびのびします。ただボーッとするというのもいいでしょう。
あなたはすでに、しなければいけないことは、時間割でそのための時間を確保してあります。あるいはすでに実行しています。だから、ブランクタイムは好きに過ごしていいのです。

時間割

「考える時間」をとる

ブランクタイムの活用法としてさらにひとつ加えましょう。ブランクタイムには、ぜひ「考える時間」をとってみてください。あなたの将来のこと、家庭のこと、仕事のこと。何でも時間をとって考えておかないと、後で慌てることになりかねませんから。
これまでは、下手をしますと、思いつきや惰性でなんとなく一日を過ごしていた方も多いかもしれません。でも、これかは大丈夫ですよ。
さあ、今日からあなたも家庭でタイムマネジメントをしてみましょう。まだいくつもポイントがありますから、次回以降もお楽しみに。

今回のポイント

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記事DATA

松本幸夫 Yukio Matsumoto

ヒューマンラーニング代表 / 人材育成コンサルタント

1958年東京生まれ。著作は170冊を超え、年間約200回行う研修・講演のリピート率は92%という実績を誇る仕事術の達人。主な著書に『百田尚樹に学ぶヒットを生む仕事術』(総合法令出版)『人生がうまくいく「呼吸法」』(PHP研究所)『自己能力を10倍高めるトランスフォーム仕事術』(幸福の科学出版)『超強運』(あ・うん)『図解 スティーブ・ジョブズのプレゼン術』(総合法令出版)など。著作は、韓国、台湾でも翻訳され、ベストセラーとなっている。