初めての“18歳選挙”を終えて ――希望のために戦い続ける誓い 幸福実現党・釈量子党首 連載vol.28

参院選で感じた若者の感性

 先の参院選は、選挙権年齢が引き下げられて初めての“18歳選挙”。各地で街頭演説やあいさつ回りをするなかで、あまりにも純粋な若者の心に触れて驚くことも多々ありました。

 岩手県の盛岡駅前での街頭演説で、「歴史教育」について触れたときのことです。「日本の過去を悪く言う、ウソの歴史を教える自虐的な教育を変えよう」と訴える最中、「先人たちは欧米の植民地支配に立ち向かった立派な人たちでした!」と語ったところ、バス停のベンチに座っていた女子高生が突然立ち上がり、ハラハラと涙を流しながら拍手をしてくれました。当時を知る世代の方々に訴えていたつもりだったので、若い世代の思わぬ反応にびっくりしました。

 また愛知県の名古屋駅付近で、「若い人に背中を見せる政治を行いたい」と訴えたところ、制服姿の若い女性が「その言葉、信じています!」と握手に駆け寄ってきてくれたこともありました。若者には政策より、その政治家が信じられるのかどうかが知りたいのでしょう。

 純粋な若者1人ひとりの心と触れ合うたび、「今の政治を若い世代に見せられるのか」という危機感を新たにするとともに、幸福実現党のまっすぐな「誠」の姿勢が、未来を生きる世代に届いていることを確信しました。

 実際の選挙結果においても、何人もの幸福実現党の候補者が、10代・20代から約20%の近くの得票率をいただいたことが分かり、立党して8年目のわが党が、若者の心に届きつつある手ごたえを感じました。

 

国を守りたいと願う女性たち

 また、今回は女性目線で「国防」の話を聞きたいというお声もずいぶんいただきました。女性たちの〝日本を取り巻く状況について知りたい”というニーズは高まってきています。

 選挙期間に静岡市で開かれた「静岡国防なでしこの会」では、軍事拡大を続ける隣国は、日本とはまったく違う価値観の国であることを知っていただこうと思い、中国の産児制限の話をしました。中国共産党には「計画生育委員会」という出産を監視する50万人ほどの組織があり、法律に反して妊娠した女性を強制堕胎させています。「子供を何人産むか」という、女性にとって根本的な自由すら許されない国の実態に、会場の女性たちは「話し合えば済むような問題ではない」と改めて痛感されたようです。

 以前、軍事専門家から「米空母で、黒人女性が上司となって、白人男性に命令する様子を見て驚いた」という話を聞きました。今の日本では、「女性と国防」というと、ご主人やお子さんを失った方や、原爆や空襲の被害に遭われた方など、悲しい女性の姿が連想されがちですが、「国を守りたい」と思う“なでしこ”たちはたくさんいます。そういう方のお声の受け皿になって、日本の政治をよくしていきたいと思っています。

 力及ばず、参院選では幸福実現党から当選者を出すことはできませんでしたが、与党が本来やらねばならない「日本の羅針」の役割を果たすべく、戦いを続けることを改めて誓った選挙でもありました。人に良心があり、愛の心がある限り、必ず世の中は動くと信じています。私たちの背中で国民の皆様に希望を与えられるよう、これからも命を懸けてまいります。

 

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記事DATA

釈量子 

幸福実現党党首

1969年11月10日、東京都小平市生まれ。國學院大學文学部史学科卒業後、大手家庭紙メーカー勤務を経て、1994年に宗教法人幸福の科学に入局。学生局長、青年局長、常務理事などを歴任。幸福実現党女性局長などを経て、2013年7月幸福実現党党首に就任。

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