竜の口法子の学級日誌 vol.17

2016年5月15日(日)晴れ           関西校

 

生徒同士の絆を感じた関西校の体育祭

5月15日、関西校にて第四回体育祭が行われた。新入生は、入学後、ほぼ1カ月で、応援合戦などの演技を覚えて披露する。最初は“少し早すぎないだろうか”と心配になったが、本番が始まると、そんな不安は消し飛んでしまった。
体格を見れば一目で中1生とわかる、かわいらしい生徒が、大人の顔をした高3生たちと一緒になって、声を張り上げて応援している。自分の団以外の選手に対しても、一生懸命応援をする姿はとても美しい。中高一貫教育校では、年齢の違う生徒たちとの交流によって、人間関係の大切さを学んでいく。今年も多くの保護者が見学に来られていたが、入学して間もないわが子が競技する姿を見て、「わずかの間にこんなにも成長したんですね」と涙を流されていた方もいた。
最後のプログラムは、高校3年生による「感謝の演舞」だ。高3生全員が、周りの方々に、“伝えたい思い”を踊りにして披露する。勉強と両立しながら、当日まで一生懸命に考えた、「両親や後輩たちに向けた感謝の言葉」に、私も涙をこらえきれなかった。
そして閉会式。成績発表や表彰では、3つの団に順位がつくが、どの団も、心ひとつになるまで練習した成果に達成感があったようで、真っ赤に日焼けした生徒たちの顔は輝いていた。
閉会式が終わった瞬間、中3生が高3生に向けてサプライズの演舞をした。中3生は、高3生と一緒に入学してきた同志であり、2年以上にわたって関西校をともに作り上げてきた仲間だ。中3生は、高3生に内緒で、この日のために練習をしてきたそうだ。
サプライズを見ていて、私たち大人が知らない、生徒同士の世界に触れた気がした。勉強や部活動、行事でぶちあたる試練や困難、そして、それを乗り越えた経験、喜びや悲しみを共有して結ばれた絆。生徒たちが、互いに助け合い、学び合うなかで成長を遂げていくことの大きさを知った体育祭だった。

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記事DATA

竜の口法子 Noriko Tatsunokuchi

幸福の科学学園宗教教育担当

1969年静岡県生まれ。文教大学文学部卒業。幸福の科学学園宗教教育担当。中高時代は陸上部に所属。最近はエアロバイクにハマっています。