離婚多発時代の 心構えについて 第1回-不景気と離婚の関係-(2016年8月号)

2011年7月1日 幸福の科学・総合本部礼拝室にて説かれた法話より、抜粋にて紹介(全3回)

 

〝景気の先行指標〟にもなる離婚率

「離婚多発時代の心構えについて」という、新しいテーマの話をしたいと思います。
ここ二、三十年ぐらいの景気の変動と離婚率の相関を示した統計グラフ等を見てみると、一つの傾向が出ていることがわかります。どうやら、離婚率というのは、景気の変動から、かなりの影響を受けているらしいのです。
普通は、「不況期には離婚しない」と思うでしょうし、実際、離婚しない夫婦もいることでしょう。
しかし、グラフ等を見ると、景気変動と離婚率の変動は、かなりシンクロしているようです。
もちろん、他の要因も考えられるので一概には言えませんし、法律が変わったときにも影響は出ますが、「景気が良くなると離婚が減り、景気が悪くなると離婚が増える」という傾向が、最近ははっきり出ています。景気と離婚率は、ほぼ同じように変動しているのです。
さらに、近頃は、「景気の変動に先立って、離婚率に変化が見られ始める」という〝気”も出ています。
ですから、〝景気の先行指標〟として、「離婚率が上がるか下がるかを見れば、景気が良くなるのか、悪くなるのかが分かる」という傾向も出てきているので不思議です。雨が降るか降らないのかが、先に分かるような感じでしょう。
景気が良くなると離婚率が下がるというのは、ある意味、家庭内での不平不満が減っているということかもしれません。夫婦げんかや親子げんかがやや減って、家庭内の満足度が上がったり、多少なりとも贅沢をしたり、余暇に回したりできるようなお金が出やすいということもあるかと思います。
私には、「不景気になると、家族で身を寄せ集めて助け合う」というようなイメージがあるのですが、現実には、不況期には離婚率が上がってくるという傾向がはっきりと出てきているのです。

 

不況の影響を受ける家庭内事情

実は、日本以外の外国でも同じ傾向が出ています。これを読み解くと、ひとつ推定されることがあるのです。
例えば、日本の会社も外国の会社も、数で見た場合、九十パーセント以上は零細企業で、個人経営あるいは同族経営的なものが多いのは事実です。零細企業は、景気の影響を受けやすいでしょう。
不況の影響を受けると、借金が増える、あるいは倒産するといった状況になり、借金取りが怖くなります。
ここで、「離婚する」という傾向が出てくるのではないかと推定されるのです。結婚していると、「妻や子供の財産まで借金取りが押さえに来る」ということがあるので、〝離婚して逃げる”という傾向があるのではないかと感じます。

 

サラリーマン家庭の注意ポイント

もう一つ推定されるのは、一般のサラリーマンの場合、不況になると、レイオフ、つまり〝クビ切り”が盛んに行われるということです。〝クビ切り”されて、職がなくなったり、給料をカットされたりして、生活難が続くことがあります。夫が無職になり、家でゴロゴロする状態になると、やはり離婚したくなるという意見は当然あるでしょう。
あるいは、不況で夫の給料が下がり、食べていけなくなって、妻のほうが働きに出るようになることもあります。すると妻の不満が出てきて、「どうせなら自活する」という道を選ぶこともあるかもしれません。
このように、景気の変動と離婚率の増減には関係があるらしいということが分かってきているので、要注意ではないでしょうか。

 

戦後の家族解体の流れ

今から二十年以上前の当会の教えは、かなり伝統的価値観が入っていました。家族を中心とした価値観を護るという考え方が非常に強く出ていたのです。
というのも、戦後、日本が弱くなった原因の一つは、憲法改正や民法改正など、家族解体の流れがあったからです。宗教を弱くしたことも一つの原因ですが、もう一つは、やはり家族解体のところです。……

 

・・・続きは本誌でお楽しみください・・・

大川隆法 Ryuho Okawa

幸福の科学グループ創始者兼総裁

1956(昭和31)年7月7日、徳島県に生まれる。東京大学法学部卒業後、大手総合商社に入社し、ニューヨーク本社に勤務するかたわら、ニューヨーク市立大学大学院で国際金融論を学ぶ。81年、大悟し、人類救済の大いなる使命を持つ「エル・カンターレ」であることを自覚する。86年、「幸福の科学」を設立。2016年には立宗30周年を迎え、信者は世界100カ国以上に広がっており、全国・全世界に精舎・支部精舎等を700カ所以上、布教所を約1万カ所展開している。説法回数は2,500回を超え(うち英語説法100回以上)、また著作は28言語以上に翻訳され、発刊点数は全世界で2,200書を超える。『太陽の法』(幸福の科学出版刊)をはじめとする著作の多くはベストセラー、ミリオンセラーとなっている。また、映画「さらば青春、されど青春。」(2018年初夏公開)など、12作の劇場用映画を製作総指揮している。ハッピー・サイエンス・ユニバーシティと学校法人 幸福の科学学園(中学校・高等学校)の創立者、幸福実現党創立者兼総裁、HS政経塾創立者兼名誉塾長、幸福の科学出版(株)創立者、ニュースター・プロダクション(株)の会長でもある。

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