夫との老後に不安を感じています。

夫が定年退職し、生活が一変しました。今まではお友達と会ったり、趣味の習い事をしたりと気ままな生活を謳歌していましたが、最近はどこへ行くにも夫が「俺も……」とついてきます。仕事人間だった夫は特に趣味もなく、友人も少ないようです。なるべく夫の気持ちに沿いたいのですが、このごろは買う物や交友関係への干渉まで始まり、うんざりしています。夫には40年近く連れ添い、養ってくれたことを感謝していますし、もちろん愛していますが、これからずっとこんな生活が続くかと思うと、暗澹とした気持ちになります。(62歳・女性・主婦)


定年退職後の夫はまるで“濡れ落ち葉”

もう30年以上も前でしょうか、夫が定年退職になって家でゴロゴロしていて困るという状態を、当時の私の会社の同僚が〝濡れ落ち葉〟と名付け、一躍全国的に有名になったことがあります。濡れた落ち葉のように、くっついて離れなくて困るというわけです。あなたの悩みは、シニア女性にとって、昔からある悩みであるわけです。
しかし、そんなご主人を突き放せばいいというわけではないでしょう。確かに困ったことですが、あなたがこれまで趣味や習い事など、“気ままな生活”を送ってこられたのも、ご主人が働いてくれたお陰であることは間違いありません。ですからご主人に感謝しつつ、今度はあなたが「お返し」をする番です。

 

ご主人を自立させる

お返しといっても、もちろん「ご主人に代わって、あなたが働く番だ」といっているわけではありません。習い事などをしている、賢いあなたなら、会社人間であったご主人とはひと味違った知恵があるはず。それはまず、ご主人に自立することを教えて差し上げることです。
シニア世代には「きょういく」と「きょうよう」が必要だ、と言う人がいます。「きょういく」とは、今日行くところがある、「きょうよう」とは、今日用事がある、という意味ですが、これがないから、家でゴロゴロとなるわけです。ですから、「きょういく」と「きょうよう」の大切さを語って、ご主人の自立をさりげなく勧めることです。「しかし、どこへ行けばいいんだ」とご主人が言ったら、「しめた」と思わなければなりません。
これまでの人生を振り返る

あなたが幸福の科学の信仰に出会っている方ならば、次のことをご主人に話してみてはいかがでしょうか。「あなたはこれまで私の言うこと、上の空で聞いてきたと思うけれど、あの世はあるのよ。天国もあれば地獄もあるのよ」「これまで一生懸命働いてきたのは、とってもすばらしく、またありがたいことだけれど、ここで一度、自分の人生をじっくり振り返ってみては?」「天国に還るためには、これはとても大切なことなの」――こう言って、幸福の科学の書籍を勧めたり、全国各地にある支部や精舎に一緒に足を運び、この世とあの世を幸福に生きるための方法をお伝えしてあげればいいと思います。

 

エイジレスな生涯現役人生を切り拓く

幸福の科学では、誰もが一生に一度は徹底的な生涯反省が必要と教えています。仕事人間の方であればあるほど、これまで宗教や信仰といったものに縁がなかったでしょうから、定年を機にそうしたものに触れることは極めて大切です。
あなたの優しいひと言がご主人の心を動かしたなら、気ままな生活を謳歌してきたあなたも一緒に、精舎や、私どもが運営する「シニア・プラン21」で、これまでの人生を振り返る機会を設けてみてはいかがでしょうか。そこで味わう魂の新生、再生によって、きっとおふたりの第二の人生、エイジレスな新たな生涯現役人生を拓いていけると思います。

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森香樹 Kojyu Mori

幸福の科学シニア事業室長

1947年生まれ。毎日新聞経済部等に勤務の後、1991年に幸福の科学に奉職。月刊雑誌「ザ・リバティ」編集長などを歴任し、現職。セミナーなどで全国をまわり、シニア世代の方々に“生涯現役人生”を生きるための秘訣を伝授している。